ファイアサラマンダーを飼育しよう!ファイアサラマンダーの毒性や飼育方法を紹介!
ファイアサラマンダーは見た目も綺麗なのでペットとして人気の高いイモリです。値段もそれほど高くないので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではファイアサラマンダーの特徴と飼育方法を紹介します。
ファイアサラマンダーはイモリの中でもペットとして人気の高い種類です。値段もそれほど高くなく、飼育も比較的簡単なのでペットにオススメのヤモリです。
見た目も綺麗なので、飼ってみようと思う人も多いと思います。
今回の記事ではファイアサラマンダーの特徴と飼育方法について紹介するので、ファイアサラマンダー を飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
模様が綺麗!スポットサラマンダーの飼育方法や特徴、餌について紹介!!
ファイアサラマンダーの特徴
ファイアサラマンダーは有尾目イモリ科に分類されているイモリの仲間です。
ファイアサラマンダーには多くの亜種がいることで知られていて、亜種は10〜15種類ほどいると言われています。
ヨーロッパに広く生息している生き物で、ヨーロッパでは神聖な生き物だと言われて、火の精霊だと言い伝えられてきました。
体長は最大で25cm程度まで成長して、オスよりもメスの方が大きく成長します。体色は黒地の肌に黄色いまだら模様が入っています。
亜種が多い種類で、地域によって体色に差があり、模様が黄色ではなくオレンジ色や赤色などの種類がいます。
なぜ派手な色をしているのかというと、警告色と言って、自分に毒があることを周りに示しています。
ファイアサラマンダー生態
ファイアサラマンダーはヨロッパの広い範囲に生息していて、標高の少し高い山岳地帯に生息していることが多いです。
両生類ですが、水辺に生息している訳ではなく、ジメジメした森の中に多く生息していて、岩の下や朽木の下などに潜んでいることが多いです。
基本的にはコケが生えているジメジメした場所に生息していますが、産卵が近くなると水辺に近づいて産卵します。
夜行性のイモリで、昼間は日光が当たって皮膚の水分が蒸発してしまわないように岩陰などに隠れています。
ファイアサラマンダーの毒性について
ファイアサラマンダーは毒を持っています。名前も毒を発射(ファイア)させることが由来になっています。
ファイアサラマンダーは目の後ろ、耳栓の周りに毒腺を持っていて、そこから毒を発射させます。
ファイアサラマンダーの毒はサマンダリンと呼ばれるアルカロイド系の神経毒です。この毒が体内に入ると筋肉が痙攣したり呼吸困難になってしまうことがあります。
ファイアサラマンダーは危険を感じると毒腺を相手に向けてそこから白色の毒液を噴射します。
なので、むやみに掴んだりすると身の危険を感じで毒液を噴射してしまうことがあるので気をつけてください。
ファイアサラマンダーの飼育方法
ファイアサラマンダーは陸上で生活する種類のイモリなので、飼育する場合は陸地を多く作る必要があります。
陸地を作る場合はヤシガラや軽石などを敷いた上に湿らせたミズゴケを敷いて、飼育するのがオススメです。
飼育ケース内には生体が入れるだけの大きさの水入れを用意しましょう。水入れは手頃な大きさのタッパーを使うのがいいと思います。
水入れの他には隠れられるようにシェルターを設置しておきましょう。
ファイアサラマンダーの餌について
ファイアサラマンダーを飼育する場合はコオロギなどの生き餌をメインに与えて飼育することになります。
コオロギの他にはデュビアやレッドローチなども食べるので、飼育しやすいものを用意しておきましょう。
慣れてくるとピンセットからでも餌を食べるようになりますが、飼育環境に慣れるまではケース内に数匹入れておくようにしましょう。
餌を与えるときは3回に1回ほどのペースでカルシウム剤を添加してから与えるようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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