レパシーグラブパイの特徴と作り方・使い方を紹介!!
グラブパイはヒョウモントカゲモドキなどの昆虫を主食としている爬虫類用の人工餌です。コオロギなどの昆虫をストックしておく必要がないので使いやすくて人気の餌です。今回の記事ではレパシーグラブパイの特徴と使い方を紹介します。
人工餌は爬虫類の食いつきが悪くて食べてくれないこともありますが、グラブパイは人工餌の中でも食いつきが良いので人気の人工餌です。
コオロギなどの昆虫を与える場合は、コオロギをストックしておく必要があります。ストックしている間に死んでしまってロスも出るし管理も面倒です。なので、爬虫類を飼育する場合は人工餌を使ってみるのもいいと思います。
今回の記事では、レパシーグラブパイの特徴と使い方について紹介するので、人工餌を使ってみようと思う方は読んでみてください。
人工餌については、下記の記事でも紹介しているので、そちらも読んでみてください。
レオパを人工餌で育てよう!オススメの人工餌と与えかたを紹介!!
レパシーグラブパイの特徴
グラブパイはフェニックスワームという昆虫を主原料としている人工餌です。
グラブパイはヒョウモントカゲモドキの他にも、昆虫食を主食とする爬虫類や、昆虫を主食にしている両生類、鳥、ハリネズミの餌としても使うことができます。
爬虫類の飼育ではカルシウムのリンの比率が2:1が理想だと言われています。カルシウムのリンの比率が悪い餌を与える場合はカルシウムを添加してから餌を与える必要があります。
グラブパイはカルシウムとリンの比率が2:1になっているので、爬虫類の飼育に理想的なバランスになっています。
栄養価のバランスもいいので、ヒョウモントカゲモドキなどの昆虫を主食にしている爬虫類であればグラブパイだけで生涯飼育することができます。
フトアゴヒゲトカゲなどの雑食性の爬虫類はグラブパイだけでは飼育することはできないので注意してください。
フトアゴヒゲトカゲのベビーであれば昆虫が主食なのでグラブパイで飼育することができますが、アダルトになると雑食性が強くなるので、餌を変える必要があります。
グラブパイのメリットについて
他の人工餌に比べてグラブパイの優れていると思う点について紹介します。
消化吸収に優れている
ゲル状の餌で、水分量が豊富に含まれているので消化吸収に優れています。
お湯の量を自分で調整することができるので、体調が悪い個体には緩く作って与えることができます。
食いつきがいい
保存することができる
冷蔵庫や冷凍庫で保存することができます。
コオロギなどの生き餌を与える場合は生き餌をストックしておく必要があります。生き餌を管理するのは大変です。
グラブパイは冷蔵庫や冷凍庫で保存することができるので、簡単に保存することができ、生き餌を管理する必要がないので、飼育が楽になります。
販売価格が安い
グラブパイは85g、170g、340gの3つのサイズが販売されています。
お湯と混ぜて使うので、粉末の4倍ほどの量のフードを作ることができるので、他の人工餌に比べて販売価格が安いです。
340gだと100gあたり1,000円ちょっとになり、お湯と混ぜて4倍の量のフードが作れることを考えるとすごくコスパがいいです。
340gの餌を使いきるのは大変ですが、飼育している爬虫類の数が多い場合はおすすめです。
グラブパイの作るときに必要なもの
グラブパイは粉状になっているので、お湯と混ぜて使います。多少手間がかかりますが冷蔵庫で保存することもできるので、コオロギなどをストックするのに比べればだいぶ楽です。
まずはグラブパイを作るときに必要なものを紹介します。100均で購入することができるものなので、用意しておくようにしましょう。
電子レンジで使えるタッパー
タッパーは小さいもので構いません。グラブパイを混ぜるときはお湯を使って混ぜるので、電子レンジで使うことができるタッパーがあると便利です。
ティースプーン
どんなものでも構いませんがグラパイを混ぜる用のスプーンを用意しておきましょう。100均に行くと細長いティースプーンや小さいバターナイフがセットになっているものが販売されています。
グラブパイの中にも専用のスプーンが入っていますが、別で用意しておいた方が便利です。
レパシーグラブパイの作り方
レパシーグラブパイには計量スプーンが付属されています。グラブパイはグラパイ1に対してお湯を4の比率で混ぜます。付属の器量スプーンを使えば簡単に1:4の比率で作ることができます。
タッパーにお湯を入れる
付属の計量スプーンの大きい方に水を入れて、タッパーに水を移しましょう。水を入れたらタッパーに蓋をして、電子レンジで温めてください。
熱湯じゃないとちゃんとゲル状にならないので沸騰するまで温めてください。電子レンジで使うことが出来ない場合はポットやケトルでお湯を沸かして入れてください。
グラブパイを入れる
熱湯を用意したら熱湯にグラブパイを入れてください。付属の計量スプーンの小さい方を使って、水と同じ杯数入れて手際よく混ぜてください。
時間がかかったりして熱湯の温度が下がるとちゃんとゲル状にならないので、手際よくかき混ぜてください。
グラブパイを冷ます
常温でグラブパイを冷ましたら爬虫類に与えることが出来ます。熱が冷めるとゲル状になって綺麗に固まるので、バターナイフやピンセットなどで食べやすいサイズにカットして与えてください。
適度な大きさにカットしたらピンセットや餌入れに入れて生体に与えてください。
グラブパイの保存方法について
作ったグラパイは冷蔵庫や冷凍庫で保存することができます。
冷蔵庫で保存する場合は2〜3週間ほど、冷凍庫で保存する場合は半年ほど保存することができます。空気に触れていると劣化しやすいので、保存する場合はしっかりと密閉できる容器で保存してください。
冷凍したり冷蔵した餌はしっかりと常温に戻してから与えてください。ちゃんと解凍ができていないと消化不良になってしまうことがあるので注意してください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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