コーンスネークの寿命はどのぐらい?寿命と気をつけたい病気を紹介!
コーンスネークはペットとして人気の高い蛇です。蛇の中では飼育が簡単で、流通量も多く販売価格も安いので入門種として人気があります。飼育がしやすくて人気の高いヘビですが、長生きなヘビなので、飼育する場合はしっかりと最後まで飼い切れるかよく考えてからにしましょう。今回の記事ではコーンスネークの寿命と気をつけたい病気について紹介します。
コーンスネークはとても長生きな生き物です。飼育が簡単なヘビと言われていますが、寿命が長いので、最後まで飼育するのはとても大変です。
今回の記事ではコーンスネークの寿命と気をつけたい病気について紹介するので、コーンスネークを飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。
コーンスネークの寿命について
コーンスネークの寿命は野生下では5〜10年ほど、飼育下では10〜15年ほどになります。
コーンスネークの最長寿命は32年ととても長生きです。30年生きることは稀ですが、長生きな個体だと20年ほど生きることがあります。
コーンスネークを飼育する場合は15〜20年ほど生きると思ってお迎えするようにしましょう。
コーンスネークを長生きさせるには
コーンスネークを長生きさせるにはしっかりと飼育環境を整えることが重要です。コーンスネークを長生きさせるために大切なことについて紹介します。コーンスネークを飼育しよう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!
適切な温度で飼育する
コーンスネークは暖かい環境に生息しているヘビなので寒さに弱いです。なので、冬場はパネルヒーターを使って飼育温度を調整する必要があります。
温度の低い環境だと餌を食べなくなったり、消化不良を起こしてしまうことがあります。
コーンスネークを飼育する場合は室温を25〜30度の間で安定させるようにしましょう。ケージ全体を温めてしまうと暑い時に逃げ場がなくなってしまうので、パネルヒーターはケージの半分ほどのサイズのものを選ぶようにしましょう。
餌を与えすぎない
肥満はどんな動物にとっても寿命を縮める原因になります。
コーンスネークなどのヘビはそれほど多くの餌を食べません。食べる餌が少なく心配になるかもしれませんが、餌を与えすぎないように注意してください。
生後1年ぐらいは3日に1回ほど餌を食べますが、成長期をすぎると1週間〜10日に1回ほどしか餌を食べなくなります。野生のヘビもそんなに頻繁に餌を食べているわけではないので、餌の与えすぎに注意してください。コーンスネークの餌は何がいい?コーンスネークにオススメの餌を紹介!
ストレスを与えない
コーンスネークを飼育する場合は極力ストレスを与えないようしましょう。
コーンスネークはハンドリングすることができるヘビですが、人に触れることが好きなわけではありません。
ハンドリングはコーンスネークにとってストレスになってしまうので極力触らないようにしましょう。餌を食べたあとにハンドリングをすると餌を吐き戻してしまうことがあるので注意してください。
コーンスネークの病気について
コーンスネークは飼育がしやすいヘビですが、飼育下では病気になってしまうことがあります。
コーンスネークがなりやすい病気について紹介します。
マウスロット
マウスロットとは爬虫類の口内炎のことを言います。
口内で細菌が繁殖することで起きる病気です。マウスロットが重症になると餌を食べたり水を飲むことが難しくなってしまうので体調不良を起こしてしまいます。
ケージ内が不衛生だったり、口の中を怪我してしまうことで起きることがあります。
脱皮不全
飼育ケージ内の湿度や温度が低いことで起きる病気です。
ヘビ以外にも爬虫類を飼育している場合は気をつけなければいけない病気です。コーンスネークを飼育する場合は水入れを設置して水浴びができるようにしたり、霧吹きでケージ内の湿度を上げるようにしましょう。
脱皮不全になってしまった場合は、コーンスネークをしばらく水につけたあとに皮を剥がすようにしましょう。
拒食
拒食は病気ではありませんが、コーンスネークがなりやすいので注意が必要です。
先ほど紹介したマウスロットが原因で拒食になったり、季節の変わり目などに拒食を起こしてしまうことがあります。
体重が減っていなければそれほど心配しなくても大丈夫ですが、体重が2割以上減っていたら動物病院で診てもらうようにしましょう。コーンスネークの体調の変化に気づけるように定期的に体重を計るようにしましょう。
コーンスネークを診察してくれる動物病院を探しておこう
コーンスネークなどの爬虫類を飼育する場合は、爬虫類を診てくれる動物病院を探しておきましょう。
コーンスネークはペットとして人気の高いヘビで、飼育に関する本や情報も多いので自分で飼育に関する情報を集めることも大切ですが、それだけでなく専門家にちゃんと相談することも大切です。
動物病院で定期検診を受けることで病気を早期に発見することができます。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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