コーンスネークを飼育しよう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!
コーンスネークは蛇の中でも人気の高い種類です。蛇を初めて飼う人の入門種として多くの人にペットとして飼育されています。性格も大人しくて、飼育も簡単なので、初めて蛇を飼うならコーンスネークがいいと思います。今回の記事ではコーンスネークの飼育方法を紹介します。
コーンスネークは爬虫類の中でもすごく人気の高い種類です。蛇を飼い始めたい人にとっては入門種としてとても人気があります。コーンスネークは性格がおとなしいので、こちらが無理やり触ったりしない限りは噛み付いたりすることはなく、ハンドリングをすることもできます。
コーンスネークは飼育が簡単な種類なので、繁殖も多く行われていてペットショップで販売されているコーンスネークのほとんどはブリード個体です。ブリーディングが盛んなので、色々なカラーバリエーションがあったり色々な模様の個体が販売されているので、自分が気に入った個体を探すのも楽しいと思います。
寿命も10年以上と長いので長く付き合うことができるペットなのでオススメです。
今回の記事ではコーンスネークの飼育方法を紹介するので、コーンスネークを飼育してみたいと思う人はぜひ読んでみてください。それではコーンスネークの生態や特徴、飼育方法を紹介します。
コーンスネークについて
コーンスネークはアメリカに生息しているナミヘビ科のヘビで、日本に生息しているアオダイショウの仲間になります。
コーンスネークはのんびりした性格をしていて、とてもおとなしいので、いきなり触って驚かせたりしなければ、噛み付いて来ることはまずありません。ヘビは人に触られて喜ぶわけではありませんが、人に慣れれば触られても嫌がることがないので、ハンドリングなどをしてスキンシップを楽しむことができます。
ただ、触りすぎてコーンスネークにストレスを与えてしまうと、餌を食べなくなってしまうことがあるので、嫌がっているのに無理矢理触ったりしないようにしましょう。
ハンドリングする場合は餌を食べる前に10分ぐらいまでにしましょう。餌を食べた後にハンドリングをして、ストレスを与えてしまうと食べた餌を吐き戻してしまうことがあります。吐き戻しはコーンスネークの体にダメージを与えてしまうので気をつけてください。
ベビーの頃から10分程度ハンドリングをして、人に慣れさせておくと病院へ連れて行くときや、飼育ケージを掃除するときなどにトラブルが起きることも少なくなります。上から掴まれるとストレスになってしまうので、手を広げてお腹からすくうように触ってください。設置面が少ないと嫌がるので、手の平を大きく使ってハンドリングするようにしましょう。
飼育が簡単な種類で、繁殖が多く行われているのでコーンスネークには様々なモルフがいます。コーンスネークには体色が真っ白な個体やピンク色の個体など美しい個体がいるので、女性にも人気の高い種類のヘビになります。
ペットショップで販売されているコーンスネークは手のひらに乗るぐらいのサイズですが、成長すると1メートル以上まで成長して、大きくなると最大で2メートルぐらいまで成長します。2メートルと聞くとすごく大きく感じるかもしれませんが、そこまで大きくなるのは稀で、基本的には1.5メートルぐらいまで成長します。
ただ、最大で2メートルほどに成長しますが、そこまで大きくなるのは稀です。
基本的に丸まっていてじっとしているので、それほど大きな飼育ケージが必要ないので、初めてヘビを飼育する人にオススメです。
コーンスネークの値段
コーンスネークの値段はモルフによって違います。
有名なモルフでは、アルビノであれば1万円前後、スノーであれば1万5千円前後になります。流通量の少ないモルフであればもっと値段が高くなります。
ノーマル個体であれば高くても8000円、安い個体であればイベントなどで3000円前後で販売されていることもあります。
コーンスネークを飼ってみたいと思う方は爬虫類の販売イベントに行って色々なモルフを見てみるのがいいとおもいます。珍しいモルフであれば値段は高いですが、ノーマルであれば値段も安いので初心者の方にもオススメです。
モルフが多く様々な見た目のコーンスネークがいるのも人気の理由です。ヘビの中では繁殖がしやすい種類なので、飼育に慣れてきたらブリードに挑戦してみるのもいいと思います。
コーンスネークのモルフは現在も新しいモルフが毎年誕生しています。コレクション性も高いので、様々なモルフを飼育している人も多いです。日本国内でも多く繁殖されているので、流通量も多く初めて蛇を飼育する場合にはとてもおすすめです。
コーンスネークの寿命
コーンスネークの寿命は平均で10〜15年と言われています。
ただ、ヘビは長生きする生き物なので、いい環境で飼育してあげればそれ以上に長生きすることもあります。長生きする生き物なので、飼育する場合はちゃんと飼いきれるか考えてから購入するようにしましょう。
コーンスネークが人気の理由
コーンスネークはペットとしてとても人気があります。蛇の中では最もよく飼育されている種類です。簡単にコーンスネークがペットとして人気がある理由を紹介します。
飼育がしやすい
最初にも少し紹介しましたが、コーンスネークは体が丈夫で飼育がしやすい種類の蛇です。ヘビはデリケートな面があり、飼育環境の変化などによって餌を食べなくなってしまうことがあります。
その点、コーンスネークは他の蛇に比べて順応性が高いので、拒食になることも少なく、飼育がしやすいので初めてでも飼いやすいと言われています。飼育されている数も多く、飼育に関する情報が多いのも飼育がしやすい理由の一つです。
性格がおとなしい
コーンスネークは性格が大人しくて、飼い主に噛み付くことはほどんどありません。爬虫類は犬や猫と違い飼い主をスキンシップをすることが好きなわけではないので、人に触れるのを嫌がります。
なので、コーンスネークも人に触られるのが好きなわけではありませんが、人に慣れていれば、触られる事をそれほど気にしないので、数分間であればハンドリングすることができます。あまり、ベタベタと触ってストレスを与えてしまうと拒食になってしまうので気をつけてください。
→ハンドリングをしよう!蛇をハンドリングさせる正しい方法を紹介!!
モルフが豊富
コーンスネークは品種改良が盛んに行われているので、様々なモルフが存在します。カラーバリエーションや模様が豊富なので、いろいろなコーンスネークを見て、お気に入りを探すのも楽しいと思います。
原種のコーンスネークは濃いオレンジ色をしていますが、品種改良されたモルフには黒い体色のもや淡いオレンジ色のもの、黄色い体色のものなど様々な種類がいます。
→コーンスネークのモルフとは?コーンスネークのモルフを紹介!!
コーンスネークは蛇の中でも販売価格が安いです。これは繁殖が他の蛇に比べて簡単で、繁殖個体の流通量が多いので、値段が安くなっています。繁殖も比較的簡単なので、飼育に慣れたら繁殖に挑戦して見るのもいいと思います。
コーンスネークの飼育に必要な物
コーンスネークを飼育する場合はお迎えする前にあらかじめ飼育設備を用意しておきましょう。買い忘れているものがないかチェックしてみてください。
- 飼育ケージ
- ヒーター
- 水入れ
- 温度湿度計
- 床材
- ピンセット
- シェルター
それではコーンスネークの飼育に必要な設備について詳しく紹介します。
飼育ケージ
なるべくお金をかけずに飼育したいと思ったら、飼育ケージは昆虫用のプラケースがいいと思います。
最大で150センチぐらいまで成長するって聞くとすごく大きくなるような気がしますが、基本トグロを巻いているのでそこまで場所を取ることはないので、大きな飼育ケージじゃなくても飼育することができます。
ベビーの頃は昆虫用のプラケースで飼育して大きくなったら90センチか120センチの飼育ケージで飼育するのがオススメです。1メートル前後までなら60cmのケージでも十分に飼育することができます。水槽で飼育されることもできますが、ちゃんと蓋をしていないと脱走してしまうことがあるので気をつけてください。
爬虫類用の飼育ケージについては、飼育ケージは何がいいの?爬虫類の飼育にオススメのケージを紹介で紹介しているので、こちらも読んでみてください。
ヒーター
ヒーターはパネルヒーターを用意しましょう。飼育ケージの半分か3分の1ぐらいのサイズのパネルヒーターを用意してあげてください。
飼育ケージ全体を温めてしまうと暑い時に体温を下げる場所がなくなってしまうので、バテてしまいます。パネルヒーターを設置する時はちゃんと体温調節が出来るように飼育ケージの半分ぐらいのサイズにしてください。
飼育ケージが大きくなるとパネルヒーター1つだけでは飼育ケージ内の温度が低くなってしまうので、暖突などほかの保温器具と組み合わせて使うようにしましょう。コーンスネークは寒さにも強い種類ですが、温度が下がりすぎると消化不良になってしまうことがあるので注意してください。
コーンスネークを飼育する場合は昼間は22〜28度の間で安定させて、夜は20度前後で安定させるようにしましょう。繁殖させる場合はクーリングして冬眠させる必要がありますが、繁殖させない場合はクーリングをさせずに通年同じ温度で飼育するようにしましょう。
水入れ
脱皮の時に湿度を求めて、水入れに入ることがあります。
水入れは爬虫類用のものが販売されているのでそれを用意するのがいいと思います。いらないタッパーがある場合は工具が必要になりますが、自分で作ることができます。
脱皮の前になると水入れの中に入ることがあるので、水入れはヘビが入ってトグロが巻けるぐらいのサイズのものを選ぶようにしましょう。水は数日で悪くなってしまうので、毎日新鮮なものに交換するようにしましょう。
湿度計・温度計
爬虫類を飼育する場合は温度と湿度の管理が重要です。
なので温度計と湿度計は用意しましょう。室温全体は22〜28度前後でパネルヒーター上部は30度前後で安定させるようにしてください。繁殖させる場合は冬眠させる必要がありますが、冬眠中に死んでしまうこともあるので、冬眠しないように通年温度を管理するようにしましょう。
床材
ペットシーツや新聞紙を敷いて飼育することもできます。掃除を簡単にして飼育しやすくしたい場合はペットシーツや新聞紙を使って飼育するのがいいと思います。
見た目を気にする場合は木材のチップ系の床材がいいと思います。チップ系の床材は爬虫類用のものも販売されていますが、ハムスターや小動物の飼育用のものを使うこともできます。
コーンスネークの床材については、コーンスネークの飼育におすすめの床材を紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。
ピンセット
ピンセットは餌を与える時に使用します。コーンスネークはおとなしい性格なので、飼育ケージ内に手を入れても噛まれることはありませんが、他の種類の蛇の場合、飼育ケージ内に手を入れると噛まれることがあります。
そういう場合は餌をあげるとき用の他に、飼育ケージ内の手入れ用のピンセットも用意するようにしましょう。コーンスネークを飼育する場合には以上の設備が必要になります。
シェルター
シェルターがあると安心して暮らすことができるので、飼育ケージにはコーンスネークが隠れられる場所を作って起きましょう。小さいうちはウェットシェルターがオススメです。爬虫類用のシェルターは様々なものが販売されているので見た目で選ぶのもいいと思います。
コーンスネークの飼育にオススメの餌
コーンスネークを飼育する場合は冷凍のピンクマウスを与えましょう。
生き餌じゃなくても全然食べてくれるので冷凍のピンクマウスがいいと思います。冷凍のピンクマウスを与える場合はちゃんと解凍してから与えるようにしてください。
ちゃんと解凍されていなくて、中が凍っているまま与えてしまうとお腹を壊してしまったり、ちゃんと消化することができなかったりするので注意してください。
ピンクマウスのサイズにもよりますが、3時間も置いておけば自然に解凍します。ずっと外に置いているとピンクマウスが腐ってしまうので気をつけてください。
自然解凍をする場合はキッチンペーパーにピンクマウスを置いて3時間ぐらい様子を見ましょう。触った感じでお腹の中などが凍っていなければコーンスネークに与えるようにしましょう。
お湯につけたり電子レンジを使って解凍することもできるので時間がない場合は60度ぐらいのお湯につけて解凍したり電子レンジを使って解凍する方法があります。ピンクマウスを解凍するときはお湯につけて解凍するのがおすすめです。
ピンクマウスを袋に入れて空気を抜いた後にお湯につけておくと自然解凍よりも短時間で解凍することができます。電子レンジでも解凍することはできますが、電子レンジの中で爆発してしまったり家族が嫌がったりすることもあると思うので、お湯を使うのがいいと思います。
コーンスネークはそんなにたくさん餌を食べません。ベビーの場合は1週間に2回ぐらい、アダルトの場合は1週間に1回で十分です。
結構大きな餌でも飲み込んでしまいます。顔の倍ぐらい大きさだったら平気で食べてるので、最初はちゃんと食べられるか不安になると思います。
餌を与えるときはピンセットでピンクマウスを持って顔の前に持って行ってあげてください。口元にもっていけばすぐに食べてくれます。
神経質な個体はピンセットから餌を食べないことがあるので、ピンセットから餌を食べない場合は飼育ケージに解凍したピンクマウスを置いておきましょう。
→コーンスネークの餌は何がいい?コーンスネークにオススメの餌を紹介!
蛇を飼育したことがない方でも飼育しやすいヘビをこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。
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