コーンスネークのモルフとは?コーンスネークの代表的なモルフを紹介!!
コーンスネークはペットの中でも特に人気の高い蛇で、様々なモルフがいます。 飼育も簡単で性格も温厚なので、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事では、コーンスネークの代表的なモルフについて紹介します。
コーンスネークは性格が温厚で、飼育も簡単なので、蛇の飼育の入門種としてとても人気があります。
コーンスネークはカラーバリエーションが豊富なので、どの個体を選べばいいのか迷ってしまうことも多いと思います。
今回の記事ではコーンスネークの代表的なモルフを紹介するので、コーンスネークを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
コーンスネークの飼育方法は、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
コーンスネークを飼おう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!
モルフとは
モルフとはある特徴を持った個体同士を交配させることで模様やカラーが確立したものを言います。
野生下では突然変異の個体が生まれても、1世代限りで、ほとんどは次の世代へと遺伝することはありません。ただ、人の手によって同じ特徴を持ったもの同士を交配させて行くことで、模様やカラーを定着させることができます。
コーンスネークは繁殖が簡単で、ブリーディングが頻繁に行われているので、モルフがたくさんあり色々な見た目のコーンスネークが販売されています。
モルフの多さもコーンスネークが人気の理由の一つです。色々な特徴を持ったモルフ同士を交配させることで新しいモルフを作ることができたり、同じ特徴を持った同士を交配させることでより特徴の濃い個体が生まれたりします。
コーンスネークは飼育が簡単で飼育に慣れてくれば繁殖させることも簡単です。他の蛇に比べて繁殖が簡単な種類なので、繁殖に挑戦してみたい方はコーンスネークの繁殖から始めるのがいいと思います。
コーンスネークはたくさんのモルフがいるので色々なモルフを見てみれば気に入った個体を見つけることができると思います。
コーンスネークのカラーについて
ノーマル
レッドとも呼ばれていて、元もポピュラーなコーンスネークです。
茶色とオレンジが綺麗な種類のコーンスネークです。一番ポピュラーな種類で、他のモルフに比べて値段も安いので、初めてコーンスネークを飼育する人にはオススメです。
今では品種改良が進んでいるので繁殖個体のノーマルは色が明るいものが多いです。野生のコーンスネークは分布している場所によって色や柄が変わってきます。
ノーマルはペットショップにもよりますが、7000円ほどで販売していることがあります。
アルビノ系
赤みが強い個体はアルビノレッドと呼ばれています。
アルビノとは、黒い色素がない個体のことを言います。ノーマルでは目立っていた黒い模様がなくなって白い模様になっています。赤い模様がとても目立っていて綺麗なので、綺麗なコーンスネークを飼育したいと思う人にはオススメです。
黒い色素もないので黒目は赤くなっています。明るくてとても目立つ色なので美しくてとてもかっこいいです。
アルビノもお店によりますが15000円ほどで販売しているお店が多いです。
アネリ系
ブラックとも呼ばれているコーンスネークです。
アルビノとは逆でノーマルから赤い模様を少なくしていった個体です。赤い色素が少ないので、コーンスネークの網様は黒とグレーの暗い色になります。
アネリはグレーでかっこいい種類なので、かっこいいコーンスネークを飼育したい人にはオススメです。
小さい時はグレーや黒い色が強いですが大きくなるについれて茶色がかった灰色に変化していきます。
アネリもアルビノ同様に15000円ほどで販売していることが多いです。
スノー系
アルビノとアネリを交配させることでスノーが生まれます。
スノーは黒い色素と赤い色素がなくなっているので、体は白くなります。ベビーの頃はうっすらピンク色をしているのですが、大人になると鱗が厚くなってほとんどが白くなります。模様はうっすらとだけ残ります。
色も綺麗で人気なので、とても人気の高い種類のコーンスネークです。飼育も簡単なのでコーンスネークを初めて飼う人にはとてもオススメです。
スノーはアルビノとアネリを交配させるのが基本ですが、アルビノと他のモルフを交配させることによって様々なスノー系のモルフが作られています。
スノーはアネリやアルビノに比べると少し高く2万円ほどで販売されていることが多いです。
ラベンダー系
ラベンダー系のコーンスネークはとても珍しい種類です。
紫色やピンク系のラベンダーがいます。とても綺麗なモルフのコーンスネークです。他のコーンスネークに比べて値段が高いです。売っていないお店も多いですが飼いたいと思うなら色々なお店を探してみるのもいいと思います。
ハイポメラニスティック系
ロージーとも呼ばれているモルフで、黒色色素が少ない品種です。黒色色素が少ないだけで欠如しているわけではないので、アルビノとは違い目が赤くなったりはしません。ハイポメラニスティックの中にも様々なモルフがいます。
ハイポ系は黒色を薄くしたモルフなので、個体によってその薄さは様々です。個体によってはノーマルとそれほど変わらないものもいます。
ゴースト系
ノーマルから黒色と赤色が抜けたモルフがゴーストになります。
アネリとハイポを組み合わせることでゴーストを作ることができます。淡い紫色をしていることが多い種類で、白とグレーの綺麗な模様をしています。
アネリともよく似ていますが全体的にゴーストの方が色が薄い特徴があります。
キャラメル系
キャラメルは赤色が少なく、黄色が強いモルフです。黄色に黄褐色の模様が入っていることが多いです。
ブラッドレッド系
ブラッドレッドはベビーのときは模様が入っていますが、成長するについれて模様が消失して最終的には綺麗な赤色になります。ベビーのときはそれほど赤くありませんが、成長するにつれて赤みも強くなっていき綺麗な体色になります。
コーンスネークの柄について
ストライプ
名前の通り縦縞のストライプ模様が入っています。
モトレー
側面はストライプ柄になっていて、背中はブロッチ模様になっています。
アベラント
モトレーとストライプを交配することによって出やすい模様です。背中の模様が左右にギザギザに入っています。
ハリケーン
背中の模様の真ん中の色が抜けていてドーナッツ状の模様が並んでいるモルフです。
テッセラ
テッセラは側面の模様がモザイク模様のようになっています。
パターンレス
全身の模様がなく単色になっているのがパターンレスです。パターンレスの中には首の付け根に少し模様が残っていることもあります。
スノーから模様を向くとブリザードというもフルになります。
コーンスネークのモルフについて
今回の記事ではコーンスネークの基本的なモルフを紹介しました。コーンスネークはこの基本的なモルフを組み合わせて様々なモルフが作り出されています。カラーやパターンが多く様々なモルフがいるので、コーンスネークのモルフは無限にあります。
現在も繁殖が盛んに行われているので、毎年新しいモルフが生み出されています。ペットショップに行くと長い名前でコーンスネークが販売されていますが、基本のモルフを知っていれば、どんなカラーとどんな模様の組み合わせなのかわかると思います。
モルフがとても多くて様々な見た目のコーンスネークがいるので、コーンスネークを飼ってみようと思う方は色々なペットショップを回ってみたり、爬虫類の販売イベントに行ってみるのがおすすめです。
コーンスネークの飼育方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので、コーンスネークを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。コーンスネークを飼育しよう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!
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