オオフトユビヤモリとは?オオフトユビヤモリの特徴と飼育方法を紹介!!
オオフトユビヤモリはアフリカの南部に生息しているヤモリで、グローブヤモリとも呼ばれているヤモリです。値段も安く体も丈夫なので、ペットとしても買いやすい種類のヤモリです。今回の記事でオオフトユビヤモリの特徴と飼育方法を紹介します。
オオフトユビヤモリは指が太いからオオフトユビヤモリという名前がついたんだと思いますが、オオユトユビヤモリという名前のほど指は大きくない。
ビブロンゲッコーというヤモリに似ているので、ビブロンゲッコーという名前で販売されていることがありますが、ほとんどはオオフトユビヤモリです。値段も安く体も丈夫なので、壁ちょろ系のヤモリを飼ってみたいと思っている方にはとてもオススメです。
今回の記事では、フトユビヤモリの特徴と飼育方法を紹介するので、フトユビヤモリを飼育してみたいと思う方はぜひ読んでみてください。
ペットにオススメのヤモリは、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。ヤモリを飼いたい人へ!ペットに人気のヤモリの種類を紹介!!
それではフトユビヤモリの特徴と飼育方法を紹介します。
1、オオフトユビヤモリの特徴
フトユビヤモリはケニアやタンザニアなどのアフリカ大陸の南部に広く生息している樹上棲のヤモリです。
生息環境は岩場などが多い比較的乾燥している地域なので、飼育する場合は湿度を高くしておく必要はありません。
樹上棲のヤモリと言われていますが、そこまで高い木に登ったりすることはない種類なので、背の高い飼育ケージも必要ありません。
樹上棲のヤモリを飼育する場合は、太めの枝などを立体的にセットして、ヤモリが登れるようにしなければいけないのですが、オオフトユビヤモリの場合はそこまで高く登らないので、低めの流木を置いておくだけで大丈夫です。
昼間は暑く夜は寒い地域に生息しているヤモリなので、温度の変化に強いので飼育もしやすい種類です。値段もやすいので壁ちょろ系のヤモリを飼育したい方にはとてもオススメです。
体長は最大で20センチぐらいまで成長すると言われていますが、だいたいの個体は17〜18センチぐらいまでしか成長しません。
オオフトユビヤモリの見た目はビブロンズゲッコーにとても似ていて、ほとんど違いはわかりません。ビブロンズゲッコーの方がずんぐりむっくりしていて体のイボイボが少ないような気がしますが正直違いはわかりません。
値段が安いので雑な扱いを受けがちなヤモリですが、飼い込めば見応えのあるヤモリに成長するのでとてもオススメです。
オオフトユビヤモリの飼育に必要な物
オオフトユビヤモリは樹上棲ヤモリの飼育方法と同じです。詳しくはヤモリの飼育方法で紹介しているので、そちらを詠んでみてください。
オオフトユビヤモリは20cm程度までしか成長しないので、30cmサイズの飼育ケージで飼育することができます。樹上棲のヤモリなので一応背の高い飼育ケージを使用するのがいいと思います。
他のヤモリの多くは湿度の高い環境を好みます。オオフトユビヤモリは乾燥した環境を好むので、飼育する場合はヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類の飼育に使用されるサンド系の床材を選ぶのがいいと思います。
サンド系の床材以外では、ペットシーツを使って飼育する方も多いです。ペットシーツの方が管理が楽なので、飼育を簡単にしたいと思う方はペットシーツやキッチンペーパーなどを使うのがいいと思います。夜行性のヤモリなので、紫外線ライトを設置する必要はありません。
2、オオフトユビヤモリの飼育方法
オオフトユビヤモリは樹上棲ヤモリの飼育方法と同じですが、乾燥した環境を好むので、湿度には注意してください。
湿度と温度
湿度に関してはそんなに気にすることはありません。
ヤモリは壁や流木についている水滴を飲むので、毎日霧吹きで飼育ケージの側面や流木に水滴をつける必要があります。湿度の管理については、毎日一回霧吹きを吹いておくだけで十分です。
室温は25度前後で安定させるようにしましょう。
昼間は暑く夜は寒い地域に生息しているヤモリなので、温度の変化にはとても強いです。なので、保温器具は秋頃の寒くなってきた時期から春先の暖かくなるまで使用する方が多いです。
体が丈夫なヤモリなので、温度についてもそんなに気にすることはありませんが心配な場合は通年保温器具を使って室温を管理するのがいいと思います。
餌
餌は他のヤモリと同じで昆虫です。
コオロギを与えるのがいいと思います。大人のオオフトユビヤモリは噛む力も強く、手を噛まれると血が出ることもあるので、餌を与えるときはピンセットを使って与えるか、生きているコオロギを飼育ケージ内に入れて、食べ残しを後で取るのがいいと思います。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
慣れてくれば冷凍のコオロギなどを食べるようになるので、餌のことを考えても飼育のしやすい種類のヤモリと言えます。
ヒョウモントカゲモドキなどのヤモリと同じで、餌を与えるときはカルシウム剤をまぶして与えるようにしましょう。コオロギの飼育方法を紹介!
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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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