ヒルヤモリの餌は何がいい?オススメの餌や餌の量や与え方について紹介!!
ヤモリと言えばニホンヤモリやレオパなどが有名ですが、昼行性で見た目の美しいヒルヤモリという種類のヤモリがいます。ペットとして人気が高いので飼ってみたい人も多いと思いますが、どんな餌を食べるのかわからないことも多いですよね。今回の記事ではヒルヤモリの餌について紹介します。
日本に生息しているニホンヤモリやペットとして人気の高いヒョウモントカゲモドキは夜行性なので、ヤモリと言えば夜行性だと思っている人も多いと思います。
実はヤモリの中には昼行性の種類もいて、それがヒルヤモリです。見た目は鮮やかな色をしている種類が多く、ペットとして人気があり、爬虫類専門店などで販売されていることも多いです。
見た目が綺麗なので飼ってみたい人も多いと思いますがどんな餌を与えればいいのかわからないことも多いと思います。
今回の記事ではヒルヤモリの餌について紹介するので、ヒルヤモリを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ヒルヤモリについて
ヒルヤモリは80種類ほどが確認されていて、多くの種類はマダガスカルに生息しています。
ペットとしてはグランディスヒルヤモリ、ヨツメヒルヤモリ、ヒロオヒルヤモリが販売されていることが多いです。
グランディスヒルヤモリはヒルヤモリの中でも大型の種類で、大人になると25cmほどまで成長します。
マダガスカルからの輸出を規制されているので、ペットショップで販売されているヒルヤモリのほとんどはCB個体になります。飼育も比較的簡単で、繁殖を狙うこともできるので、繁殖に挑戦して見るのもいいと思います。
ヒルヤモリは何を食べる?
野生のヒルヤモリは樹上で生活をしていて、木に登る昆虫やナメクジ、カタツムなどの他、自分より小さい爬虫類を捕食しています。
また、ヒルヤモリは昆虫の他には果物も食べるので、昆虫用のゼリーを食べることでも知られています。メインは昆虫を食べるので、飼育する際は生きた昆虫を与えるようにしましょう。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
ヒルヤモリは人工飼料を食べる?
飼育環境に慣れて飼い主になれればヒルヤモリは人工飼料を食べることができます。
ヒルヤモリに人工飼料を与える場合は、同じ樹上棲で昆虫食のクレステッドゲッコー用の人工飼料を与えるようにしましょう。
ヒルヤモリの飼育にオススメの餌
ヒルヤモリを飼育する場合は昆虫をメインとして与えるのがいいと思いますが、個体によっては昆虫ゼリーや人工飼料の方が好んで食べることがあります。
飼育しているヒルヤモリに合わせて餌を用意するようにしましょう。簡単にヒルヤモリにオススメの餌を紹介します。
コオロギ
コオロギは様々な爬虫類の飼育に使われている餌です。
熱帯魚の飼育にも使われることが多くペットショップでも良く販売されているので、入手がしやすくて使いやすい餌です。
餌として販売されているコオロギにはフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギがいます。
ヨーロッパイエコオロギの方が飼育しやすいですが動きが早いです。フタホシは蒸れに弱いので飼育する際は注意が必要ですが、動きが遅く扱いやすいです。
どちらもいいと思うので入手しやすい方を与えるのがいいと思います。コオロギの餌は何がいい?コオロギの飼育におすすめの餌を紹介!!
デュビア
大きな個体であればデュビアを食べることができます。
デュビアは飼育が簡単で匂いも少ないので見た目が気にならないならデュビアもオススメです。ただ、サイズが大きいので与える場合はヒルヤモリのサイズにあったものを用意するようにしましょう。
デュビアは飼育しやすい生き餌!デュビアの飼育方法について紹介!!
レッドローチ
レッドローチも見た目はゴキブリです。
コオロギのように鳴くことがなく、飼育も簡単なのでヒルヤモリの餌にとてもおすすめです。油っぽい匂いはしますが、匂いも少ないのでワンルームでも飼育しやすいと思います。
サイズも手頃でそれほど大きくなく、繁殖も簡単なので小さいサイズのレッドローチを用意することができるのでとても使いやすい餌です。
ゴキブリなので、見た目が嫌な人もいるかもしれませんが、見た目が気にならないならとてもおすすめです。レッドローチの飼育方法と繁殖方法を紹介!!
果物
ヒルヤモリは野生下では熟れた果物を食べることでも知られています。
なので、飼育下でもたまにフルーツを与えるのがいいと思います。イチジクやバナナなど身が柔らかいフルーツを潰して与えるようにしましょう。
フルーツを好む種類もいますが、フルーツだけを与えていると栄養バランスが偏ってしまうので、おやつとしてたまに与えるか、人工飼料と混ぜて与えるのがいいと思います。
人工飼料
人工飼料を与えて飼育することもできます。
ヒルヤモリ用のものは販売されていませんがクレステッドゲッコー用の餌を代用して与えることができます。
また、クレステッドゲッコー用の人工餌は果物を食べる爬虫類に合わせて作られているので、果物を好むヒルヤモリの餌としてもとても使いやすいです。
餌を与える頻度と量
ベビーのうちは少量の餌をこまめに与えるようにして、1日に3〜5回ほど餌を与えるのがいいと思います。
幼体までは毎日食べるまで与えても問題ないですが、成体に近づいたら餌の量を減らして、2〜3日に1回腹八分目程度に抑えるようにしましょう。
餌が足りなくなってくると肋骨が浮いてきたりするので、痩せている場合は餌の量を増やすようにしましょう。
ヒルヤモリに餌を与える方法
ヒルヤモリなどの樹上棲のヤモリを飼育する際は生きた餌をケージ内に離して餌を与えることがあります。
ケージ内に離すのもいいと思いますが、地面にいる餌を捕まえようとジャンプをして、地面に激突して怪我をしてしまったり、床材を食べてしまい腸閉塞になってしまうことがあります。
なので、飼育環境に慣れていたらピンセットから餌を与えるのがいいと思います。
また、飼育下ではカルシウムやビタミンが不足してしまうことがあるので、昆虫を与える場合はサプリメントをダスティングしてから与えるようにしましょう。
人工餌や果物を与える場合はスプーンなどに出したら、ヒルヤモリの顔の前にスプーンを出して餌を与えるか、壁に取り付ける餌皿に出すのがいいと思います。
人工餌や果物は半日ほどで乾いてしまい腐りやすいので、毎日交換するようにしましょう。
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