ローズヘアータランチュラについて!特徴や値段、飼育方法について紹介!!

ローズヘアータランチュラについて!特徴や値段、飼育方法について紹介!!ローズヘアー

ローズヘアータランチュラ(チリアンコモン)はタランチュラの中でも飼育が簡単でペットとして人気が高い種類です。タランチュラの中でも人気が高いので、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事ではローズヘアータランチュラの特徴と飼育方法について紹介します。

タランチュラは毒性が強くて危険なイメージがありますが、ペットとして販売されているタランチュラの多くは毒性歯が弱くて死亡例も存在しません。噛まれると痛いので、扱いには注意が必要ですが、無理矢理触ったりしなければ噛まれることもありません。

噛まれると赤く腫れて炎症を起こしてしまうので、扱いには注意が必要ですが、毒性は人体にほとんど影響はありません。ペットとして飼育しやすいタランチュラの種類も多いので、タランチュラを飼育してみたい方はペットにオススメのタランチュラについて、こちらの記事でも紹介しているので、そちらも読んでみてください。

今回の記事では、ローズヘアータランチュラの特徴と飼育方法を紹介するので、ローズヘアータランチュラを買ってみたい方はぜひ読んでみてください。

ローズヘアータランチュラの特徴

ローズヘアータランチュラはオオツチグモ科に属している蜘蛛で、チリアンコモンなどと呼ばれることがあります。

全身に柔らかい体毛が生えているので、ローズヘアーと呼ばれています。

アルゼンチンやチリなどの南米に広く生息しているタランチュラで、暖かくて乾燥した地域に生息しています。

乾燥した環境を好む種類なので、湿度の管理が楽で、初心者でも飼育しやすい種類です。地上棲のタランチュラで、バードイーターと呼ばれる種類です。地面に糸でシート状の巣を作ります。

ローズヘアータランチュラの性格

ローズヘアータランチュラはタランチュラの中でも性格が温厚でおとなしい性格をしています。

人に懐くことはありませんが、無理矢理触ったりしなければ攻撃されることはありません。タランチュラは刺激毛という毛を飛ばしますが、ローズヘアータランチュラは刺激毛はほとんど飛ばしません。

おとなしい性格をしていますが、手に乗せたりすることで噛まれてしまうことがあります。また、人に懐く生き物ではないので触ることはタランチュラのストレスになってしまうので、タランチュラを移動させる場合は筆などを使ってカップに入れるなどの方法で移動させるようにしましょう。

ローズヘアータランチュラの寿命

タランチュラのオスはメスに比べて寿命が短く、メスの寿命が10年程度なのに対して、オスは2年程度です。

ローズヘアータランチュラも同様にでメスの方が寿命が長く10年ぐらい生きます。飼育下だと20年ぐらい生きた例もあるようです。オスは寿命が短いので、メスの方が飼育されることが多く値段も高くなっています。

ロースヘアータランチュラの体長について

大人になるとレッグスパンで18〜20cmほどまで成長します。

レッグスパンとは足までを含めた大きさのことを言います。足を含めない、胴体と頭だけの大きさは10cmほどです。

ローズヘアータランチュラの販売価格

以前は3000円ほどで販売されていましたが、チリからの輸入が規制されてしまったので、値段が高騰しているタランチュラです。

タランチュラの中では飼育が簡単で販売価格も安かったので人気がありましが、近年は1万円以上で取引されていることが多いので、初心者の方は手がだしずらくなったと思います。

販売価格の高いタランチュラですが、飼育は変わらず簡単なので入門種としておすすめです。

ローズヘアータランチュラの飼育に必要なもの

次に飼育に必要な設備について紹介します。飼育の簡単なタランチュラですが飼育する際はしっかりと飼育環境を整えるようにしましょう。

飼育ケージ

タランチュラは逃げてしまうことがあるので、脱走しないようにしっかりと蓋ができる飼育ケージを用意するようにしましょう。

タランチュラを飼育する場合はしっかりと蓋ができるプラケースがオススメです。地表棲のタランチュラなので、飼育ケージに高さが必要なく、どんなものでも使用することができます。

体長が10cm程度までしか成長せず、そんなに動き回る種類じゃないので、横幅が30cmサイズの飼育ケージで飼育することができます。

床材

床材はヤシガラと腐葉土を混ぜたものがよく使われています。腐葉土には農薬が入っていることがあるので、農薬が入っていないものを選ぶようにしましょう。

シェルター

シェルターがなくても飼育することができますが、入れておくとタランチュラが安心することができます。シェルターはどんなものでもよく、植木鉢を割ったものや爬虫類用のシェルターを入れておきましょう。

水入れ

タランチュラは水を飲むので水入れを入れておきましょう。水入れは爬虫類用の水入れを使うのがいいと思います。

爬虫類用の水入れだと重さがあってひっくり返ったりすることがないのでオススメです。

パネルヒーター

ローズヘアータランチュラを飼育する場合は25度前後の温度で飼育する必要があるので、パネルヒーターが必要になります。

夏場が特に温度を上げる必要はありませんが、冬場になって気温が下がってきたらパネルヒーターを使って保温するようにしましょう。

パネルヒーターは飼育ケージの半分か3分の1ぐらいのサイズのものを選ぶようにしましょう。パネルヒーターのサイズが大きすぎると熱くなったときに避難することができないので注意してください。

ピンセット

餌を与える際や餌の食べかすを掃除する際に使用します。

タランチュラはコオロギやレッドローチなどの昆虫を食べます。ケージ内に昆虫を入れて与える方法もありますが、脱皮直後だとコオロギなどに噛まれてしまうことがあるので、ピンセットから与えるのがおすすめです。

ピンセットが小さいと間違えて手を噛まれてしまうことがあるので、ピンセットは水草のトリミング用の長いものや爬虫類用のものがおすすめです。

餌の与え方

野生では小動物や昆虫などを捉えて食べています。飼育下ではコオロギやデュビアなどの昆虫を与えるのが一般的です。

冷凍マウスを与えて飼育することもできますが、サイズが大きいので昆虫を与えるのがいいと思います。

それほど餌を食べる種類でもなく、長期間餌を食べないことがあります。なので、餌を入れたのに食べない場合は飼育ケージからコオロギやデュビアなどの餌を取り出すようにしましょう。タランチュラの餌についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも読んでみてください。

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Posted by hachuarium