サソリを飼ってみたい人へ!!サソリの種類と飼育方法を紹介!!
ペットとして密かに人気があるサソリ。サソリと言われると強烈な毒があるので飼育は困難だと思っている方も多いと思いますが、ほとんどのサソリはそれほど強烈な毒は持っておらず以外に簡単に飼育することができます。今回の記事ではサソリの種類と飼育方法を紹介します。
サソリといえば毒のイメージがあります。サソリに刺されると刺されたところが腫れて、強烈な痛みがあると思っている方もいると思いますが、本当はそんなことはありません。
中には毒性が強く死亡例があるサソリもいますが、それはほんの一部です。ペットとして人気のダイオウサソリに刺された場合は、痒くなったり少し腫れたりする程度で、刺された場合が痛くなったりすることはありません。
値段も意外と安く、ダイオウサソリであれば、ベビーの場合は2000以内で購入するとこができ、アダルト個体でも6000円前後で購入することができます。
タランチュラやムカデなどの毒蟲を飼育してみたい方には、サソリは入門種としてとてもオススメのペットです。
今回の記事ではサソリの種類と飼育方法を紹介するので、サソリを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。
サソリの毒性については、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
それでは、サソリの種類と飼育方法を紹介します。
1、サソリの種類
サソリには生息している地域によって、乾燥した環境を好むの乾燥系のサソリと湿度が高い環境を好む多湿系のサソリがいます。
当たり前ですが、サソリが好む環境によって飼育環境も変わってくるので、自分が飼おうと思っているサソリがどっちの種類になるなかを知っておきましょう。
多湿系サソリ
多湿系サソリは熱帯雨林などの高温多湿な環境に生息しているサソリです。
飼育する際は湿度は60%以上必要で、可能であれば湿度は80%前後で安定させるようにするのが理想です。
乾燥に弱く、低温にも弱いので飼育する場合は、徹底した温度管理と湿度管理が必要になります。
温度は28度前後で安定させて、室温が下がりすぎないように注意して飼育してください。
ただ、湿度が高ければいいというわけではありません。飼育ケージ内が蒸れてしまうと死んでしまうことがあるので、ちゃんと通気性のいい飼育ケージを使用するようにしましょう。
ダイオサソリ・アフガンダイオウサソリ・アジアンフォレストスコーピオンなどが多湿を好むサソリになります。
乾燥系サソリ
乾燥系サソリは砂漠などの乾燥した環境に生息しているサソリです。
乾燥した環境が好きで、乾燥した環境に非常に強いのですが、湿度が高い環境には弱いので、湿度の高い環境でで飼育していると死んでしまいます。
乾燥系のサソリを飼育する場合は、乾燥しやすい砂を集めに敷いて飼育するようにしましょう。デザートヘアスコーピオンなどの砂漠に住むサソリが乾燥系のサソリになります。
2、サソリを飼育するのに必要な物
サソリは意外に簡単な飼育セットで飼育することができます。
飼育セットをそろえるのにも値段もそんなに高くないので、サソリは意外に飼育がしやすいペットです。
それでは簡単にサソリを飼育するために必要なものを紹介します。
飼育ケージ
飼育ケージはプラケースで十分です。
プラケースは爬虫類用のプラケースを使用するのがいいと思います。
爬虫類用のプラケースなら、上部の蓋の他に側面にも餌をあげるとき用の小さなドアが付いているので飼育がしやすくなります。
サソリの毒は少ないとしても有毒生物なので脱走には十分に注意してください。脱走されないためにも、ちゃんとフタがある飼育ケージを使用するようにしましょう。
パネルヒーター
室温を管理するためにパネルヒーターが必要です。
乾燥系のサソリでも多湿系のサソリでもパネルヒーターは必要になります。パネルヒーターのサイズは使用する飼育ケージの半分ぐらいのサイズにしましょう。
飼育ケージの全体を温めてしまうと暑い時の逃げ場がなくなってしまいます。なので、パネルヒーターのサイズは飼育ケージの半分にして飼育ケージ全体を温めないようにしましょう。
サソリの種類にもよりますが、サソリの適温は28度前後です。室温が上がらない場合は、アルミマットなど断熱性のあるものを敷いてパネルヒーターの熱が逃げないように注意しましょう。
床材
床材は飼育するサソリによって違います。
多湿の環境を好むサソリを飼育する場合はヤシガラ土などの保湿性の高い床材を使用しましょう。
乾燥した環境を好むサソリを飼育する場合は、乾燥しやすい砂系の床材を使用してください。
水入れ
サソリも水を飲むので水分補給用の水入れを用意してください。
水入れが深いとサソリが溺れてしまことがあるので水入れは浅いものを用意しましょう。
ピンセット
ピンセットは餌を与えるときや飼育ケージ内を掃除するときに使用します。
ピンセットはステンレス製のものよりも竹製のものの方が生体を傷つけることが少ないので、竹製のものを選ぶのがいいと思います。
霧吹き
ダイオウサソリなどの多湿を好むサソリを飼育する場合は霧吹きが必要です。
ダイオウサソリの場合は湿度80%前後が最適な湿度になるので、こまめに霧匹をしてあげる必要があります。
なので霧吹きを用意してあげてください。
ウェットシェルター
サソリがウェットシェルターに入るわけではありませんが多湿の環境を好むサソリを飼育する場合はウェットシェルターを用意して、中のミズゴケを濡らして飼育ケージ内の湿度を上げるために使用しましょう。
爬虫類用のウェットシェルターが販売されているので、それを使うのがいいと思います。
3、サソリの飼育にオススメの餌
サソリの主食は虫です。
サソリはコオロギやジャンボミルワームなどを与えるのが一般的です。冷凍の餌でも食べてくれるので、餌を用意するのはそれほど大変じゃないと思います。
ダイオウサソリなどのサイズの大きなサソリの場合は昆虫以外にも冷凍のピンクマウスや冷凍のウズラなどを食べます。
餌を与えるときは栄養面を考えて、色々な餌をあげるようにするのがいいと思います。
サソリはそんなに餌を食べる生き物じゃありません。サソリの種類にもよりますが餌は週に1回あげるだけで十分です。なので、生き餌をストックしておくのは大変なので、冷凍のコオロギを用意しておきましょう。サソリを飼育するのにオススメのエサを紹介!!
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コメント一覧
サソリはネット販売でかえますか?
笹木昭一さん、コメントありがとうございます。
ネット通販でも購入する事ができます。