ペットにオススメのトカゲについて!ペットに人気のトカゲの種類を紹介
最近では爬虫類をペットにする人が少しずつ増えてきています。中でもトカゲはペットとして人気の種類も多く、初めて飼育をする方でも飼いやすい種類が多いです。トカゲは表情があり見た目も可愛いので、飼ってみたいと思う人は多いと思います。今回の記事では、ペットにオススメのトカゲを紹介します。
トカゲにも色々な種類がいます。爬虫類は飼育が難しそうだと思われがちですが、飼育が比較的簡単な種類も多いです。
トカゲは意外に表情が豊かなので飼育をしていると愛着が湧いてきます。また頭も良いので、トカゲの種類によっては簡単な言葉を覚えたり飼い主の顔を覚えることができるとも言われています。一緒に散歩をすることもできる種類のトカゲもいるので、飼ってみると結構楽しいです。
今回の記事ではペットにオススメのトカゲを紹介するので、トカゲを買ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
ペットにオススメのトカゲについて
それではペットにオススメのトカゲを紹介します。今回の記事では比較的飼育が簡単でペットとして人気の高いトカゲを紹介します。
フトアゴヒゲトカゲ
体長 | 40〜50cm |
寿命 | 10〜15年 |
販売価格 | 約1〜3万円 |
トカゲの中で1番ペット向きなのはフトアゴヒゲトカゲだと思います。
フトアゴヒゲトカゲは頭が良いので、飼い主の顔を覚えたり簡単な単語を覚えることができます。鳥と同じぐらい頭が良いと言われていて、愛情を持って飼育していれば名前を呼べば来てくれる様になります。
餌はコオロギなどの昆虫と野菜の両方を食べます。
幼体のときはコオロギなどの昆虫を好んで食べますが大きく成長すると野菜を好んで食べる様になります。人工餌も食べるので、飼育はすごく簡単です。
飼育は簡単ですが、飼育環境を整えるのに少しお金がかかります。赤外線ライトや保温球などを用意しなければいけないので、飼育セットでも3万円ぐらいします。
飼育ケージを安いものにしても、ライトやパネルヒーターなどで1万円以上お金がかかります。安く飼育を始めようと思う人にはオススメできませんが飼育は簡単なので、飼育環境を整えられる人はぜひ飼ってみてください。
フトアゴヒゲトカゲの飼育方法はこちらの記事で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。フトアゴヒゲトカゲの飼育方法や特徴、飼育に必要な設備を紹介!!
ヒョウモントカゲモドキ
体長 | 20cm前後 |
寿命 | 10〜15年 |
販売価格 | 約1万円 |
レオパとも呼ばれているとても可愛らしいヤモリです。見た目も可愛らしく飼育も簡単なので、爬虫類の中で特に人気の高い種類です。
ヒョウモントカゲモドキはトカゲではなく、ヤモリの仲間です。トカゲではありませんが、表情も可愛く飼育も簡単なので、トカゲを飼ってみたいと思う人にはオススメです。
ヤモリの仲間ですが、ヤモリのように壁を登ることができないので、脱走されることもほとんどありません。性格もおとなしくてのんびりしています。動きも遅いのでハンドリングすることもできて逃げられる心配もないので、初めてでも飼いやすい種類です。
飼育が簡単で繁殖も頻繁に行われているので、流通量も多く値段も安いので、爬虫類の入門種としても人気が高いです。様々なモルフがいてカラーバリエーションや模様なども様々なので、色々な種類のモルフを見て気に入った個体を探してみるのもいいと思います。
飼育するために必要な設備もそれほど必要なく、安いもので済ませようと思ったら5000円以内で全てを揃えることができます。
夜行性のヤモリなので日光浴をする必要がないので、紫外線ライトやバスキングライトを設置しないで飼育することができます。パネルヒーターだけあれば飼育することができるので、安い値段で飼育環境を整えることができます。
飼育環境を整えるために必要な5000円もそのほとんどはパネルヒーター代です。パネルヒーターの他に、飼育ケージとシェルターと水飲み場があれば飼育することができます。
餌はコオロギやミルワームを食べます。幼体の場合は毎日食べるだけ餌を与える必要がありますが、大人になったら週に2〜3回餌を与えて飼育することができます。餌も昆虫の他に人工餌を食べることもできるので、昆虫が苦手な人でも飼いやすいと思います。
ヒョウモントカゲモドキは栄養を尻尾に蓄えることができるので、ちゃんと栄養が蓄えられていれば1ヶ月ぐらい餌を食べなくても平気です。急に数日家を開けることになっても大丈夫なので、一人暮らしの人にもオススメです。
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法はこちらの記事で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。ヒョウモントカゲモドキの飼育方法や特徴、飼育に必要な設備を紹介!!
オニプレートトカゲ
体長 | 40〜50cm |
寿命 | 約10年 |
販売価格 | 約1万円 |
オニプレートトカゲは、蛇っぽい見た目のトカゲです。上の2匹とは違い、カッコイイ系のトカゲです
長方形の鱗を持っていてゴツゴツとした見た目がかっこいいトカゲです。可愛い系のトカゲよりもカッコイイ系のトカゲの方が良いと思う人にはオニプレートトカゲがオススメです。
オニプレートトカゲは名前は少し怖い感じがしますが性格はおとなしくて人にも慣れやすいので、飼い主にもすぐに慣れてくれます。体も丈夫で飼育がしやすい種類なのでフトアゴヒゲトカゲと並んで入門種として人気があります。
オニプレートトカゲは昼行性なので、紫外線ライトとバスキングライトを用意する必要があります。オニプレートトカゲはヒョウモントカゲモドキやフトアゴヒゲトカゲよりも値段が安く5000円前後で販売されていることもあります。
餌はコオロギやミルワームなどの昆虫系の餌を食べます。大人のオニプレートトカゲを飼育する場合は週に2〜3回ぐらい食べるだけあげてください。幼体を飼育する場合は毎日食べるだけあげてください。
オニプレートトカゲを飼おう!オニプレートトカゲの特徴と飼育方法を紹介!!
ニホンカナヘビ
体長 | 20cm前後 |
寿命 | 約5〜7年 |
販売価格 | 約500円 |
ニホンカナヘビは日本に広く生息しているトカゲです。全長は20cm前後と小さいトカゲで、寿命は7年前後になります。
動きが早いのでハンドリングするのは大変ですが、性格はおとなしく人にも慣れやすいので飼育は簡単です。体も丈夫で飼育がしやすいトカゲですが、ニホンカナヘビの昼行性のトカゲなのでバスキングライトと紫外線ライトを忘れないようにしましょう。
紫外線はガラスを通すことでカットされてしまいます。ガラス越しに日光浴をさせているだけでは十分ではないので、ニホンカナヘビやニホントカゲを飼育する場合は気をつけてください。
床材は黒土などを使用して、流木や枯葉を入れておくと自然の環境にも近いのでストレスを減らすことができます。
ニホンカナヘビは肉食なので、餌はコオロギなどの昆虫を与えて飼育します。サイズが大きいと食べることができないので、コオロギはニホンカナヘビの頭の半分ぐらいのサイズを選ぶようにしましょう。
昼行性のトカゲなので、飼育する場合は紫外線ライトが必要になります。販売されていることもあって、500〜1000円ぐらいで購入することができます。カナヘビの飼育方法とは?カナヘビの飼育方法を紹介
ニホントカゲ
体長 | 20cm |
寿命 | 5〜10年 |
販売価格 | 約1000円 |
ニホントカゲも日本で生息しているトカゲです。ニホントカゲは青くてとても綺麗な尻尾をしています。ニホントカゲは日本に生息しているので捕まえて飼育することもできます。日本に生息しているので、日本の気候でも飼育がしやすいです。
ただ、寒くなると冬眠してしまうので、冬場はパネルヒーターを使って室温が下がらないようにしましょう。冬眠させた方が寿命は長くなると言われていますが、冬眠中に死んでしまうことが多いので、安全に飼育する場合は冬眠させないで飼育するようにしましょう。
体長はニホンカナヘビと同じぐらいで20cm程度までしか成長しません。小さい種類のトカゲなので、プラケースで飼育することができます。木に登ったり穴を掘るのが好きなので、床材を敷いて登り木を設置しておきましょう。ニホントカゲの特徴と飼育方法を紹介
アオジタトカゲ
体長 | 40〜50cm |
寿命 | 約15年 |
販売価格 | 約1万円 |
名前の通り舌が青いトカゲです。
フトアゴヒゲトカゲと同様に成長すると草食性の餌を好む雑食性のトカゲです。
ペットとして人気が高く人工餌で飼育することができるので、初めてトカゲを飼育する方にもオススメの種類です。性格はおとなしく動きもゆっくりなのでハンドリングすることができます。体も丈夫で人にも慣れやすい種類なので、飼育しやすい種類です。
グリーンイグアナ
グリーンイグアナも人気の高い種類の爬虫類です。体長が大きくて180cm程度まで成長するので大きくなったら、大型犬用のケージなどを使って飼育する必要があるので、飼育は少し大変です。
寿命は10〜15年ほどと長いので、長く付き合うことができます。飼育する場合は保温器具やバスキングライト、紫外線ライトが必要になります。
オスは発情期になると気性が激しくなって攻撃的になることがあるので気をつけてください。グリーンイグアナは草食性のなので、餌は新鮮な野菜を与えるようにしてください。
販売価格も安く、ベビーであれば3000円ぐらいで購入することができます。安いので、衝動的に購入してしまいそうになりますが、大きくなる種類で餌もよく食べて飼育も大変です。購入する場合はちゃんと責任を持って飼育するようにしましょう。グリーンイグアナの飼育方法は?飼育に必要な設備や餌、注意点を紹介!
アルマジロトカゲ
アルマジロトカゲは体も丈夫で飼育も簡単ですが、販売価格はものすごく高いので飼育しやすいトカゲではありませんが、かっこいいので紹介します。
アルマジロトカゲは危険を感じると尻尾をくわえてアルマジロのように丸くなります。南アフリカの乾燥した地帯に生息していて、昼間は暑くて夜は寒い厳しい環境に生息しているので、体はとても丈夫です。
ただ、流通量が少なく希少性が高いトカゲで、値段はとても高いです。体が丈夫なので飼育はしやすいですが値段が高いので、飼育するなら爬虫類の飼育に慣れていからがいいと思います。
販売価格はショップなどにもよって違いますが30万円前後で販売されることが多いです。
トカゲを飼育するときの注意点
少しだけトカゲを飼育する際の注意点について紹介します。
トカゲは懐かない
トカゲは飼い主に慣れることはあっても懐くことはありません。
飼い主との触れ合いが好きなわけではないので、無理に触ったりしないようにしましょう。飼い主に慣れて近づいてきたりすることがありますが、餌が欲しくて近づいてきているので、指や手を出して噛まれてしまうことがあります。
トカゲは体長が大きく慣れがそれだけ噛む力も強いので、懐いていると思って油断しないようにしましょう。
日光浴を忘れないように
トカゲは人間と同じで日光浴をすることで体内でビタミンDを作り出します。ビタミンDはカルシウムを吸収するために必要な栄養素で、ビタミンDが不足するとクル病という病気になってしまいます。
ニホンカナヘビやニホントカゲを飼育する場合はわざわざ紫外線ライトを設置せずにプラケースを窓際に移動させて日光浴をさせることもあると思います。
ただ、ビタミンDを作り出すために必要な紫外線はガラスを通ることができないので、窓越しに日光浴をさせているだけでは十分じゃないので気をつけてください。
トカゲを飼うときの注意点とペットにオススメのトカゲはこちらの記事で、トカゲを飼おう!!トカゲ飼育するときの注意点とオススメのトカゲを紹介!!こちらの記事も読んでみてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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