ヒキガエルの餌は何がいい?ヒキガエルの飼育にオススメの餌を紹介!!
ヒキガエルはアマガエル同様に日本で見かけることの多い身近なカエルです。捕まえたから飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではヒキガエルの餌について紹介します。
ヒキガエルは日本に広く生息しているカエルで、ペットとして飼育することもできます。ただ、ペットとして飼ってみようにも何を食べるのかなどわからない人も多いと思います。
ヒキガエルを飼育するにはいくつか注意しなければいけないことともありますが、飼育は比較的簡単な部類で、両生類を飼ったことがない人でも飼いやすいと思います。
今回の記事では、ヒキガエルの餌について紹介するので、ヒキガエルを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
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ヒキガエルを飼育するときの注意点
ヒキガエルの餌を紹介する前に、まずはヒキガエルを飼育するとときの注意点を紹介させていただきます。
ヒキガエルには毒がある
ヒキガエルは体内にブフォトキシンという強力な毒を持っていることで知られています。
この毒が目に入ると失明してしまうこともあるので、飼育する場合は注意が必要です。
また、皮膚に付着すると赤く腫れて炎症を起こしてしまったり、口から摂取すると嘔吐や下痢、幻覚などを引き起こしてしまい、最悪の場合は心臓発作を起こして死んでしまうこともあります。
人間であれば重症化することは稀ですが、犬や猫など飼っているペットが噛み付いたりなどして、毒を摂取してしまうと人間よりも致死量が少なく重症化しやすいので気をつけてください。
ヒキガエルの毒を強さを紹介しましたが、実際にヒキガエルが毒を出すことはほとんどありません。命の危険を感じるようなことがないと毒を出したりしないので、手で持ったりする程度で毒を出したりはしないので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
ただ、毒が付着している手で、目をこすったりすると失明する可能性もあるので、触ったら、毒を出していなくてもしっかりと石鹸で手を洗うようにしましょう。
基本的に生きた餌しか食べない
ヒキガエルは基本的に生きた餌しか食べません。なのでヒキガエルを飼育する場合はコオロギやデュビアなどの昆虫も飼育しなければいけません。
飼育環境に慣れてピンセットからの給餌になれればカエル用の人工餌を食べることもありますが、基本的には生きた餌しか食べません。
なので、昆虫が苦手て昆虫を飼育するのが難しい場合はヒキガエルの飼育はしないようにしましょう。デュビアは見た目がゴキブリなので、虫が苦手な人には気持ち悪いと思います。
ヒキガエルにオススメの餌
それではヒキガエルにオススメの餌を紹介します。
ミミズ
自然下ではミミズを食べていることが多いようです。釣り餌に使われているシマミミズは毒性のある物質が含まれているので長期間シマミミズだけを与えているのは有害だと言われています。
なので、シマミミズを与える場合はたまに与えるだけにするか、ドバミミズを採取して与えるのがいいと思います。
コオロギ
コオロギはペットショップで販売されていることが多く、入手がしやすいので使いやすい餌です。
蒸れると死んでしまうことがあるので、コオロギを飼育する場合は、夏場は蒸れないように風通しのいい場所で飼育するようにしましょう。
デュビア
見た目がゴキブリなので、気持ち悪いですが、コオロギに比べて飼育が簡単で繁殖もさせやすいのでオススメです。
体も大きく成長するので、大きなヒキガエルの飼育にはいいと思います。コオロギはタンパク質が足りなくなると共食いをしてしまいますが、デュビアの場合は共食いをすることがほとんどありません。
ロスも少なくて飼育していると勝手に繁殖してくれるので、見た目が気にならない場合はデュビアを与えるのがいいと思います。
ピンクマウス
ヒキガエルが大きくなるとピンクマウスを食べることもできるようになります。
ただ、冷凍のピンクマウスを与えるにはピンセットでも給餌に慣れさせておく必要があります。
冷凍のピンクマウスは生き餌と違い冷蔵庫で保存することができるので、管理が楽で飼育もしやすくなるのでオススメです。
ヒキガエルに餌を与えるときの注意点
餌を与える頻度は基本的には生体の様子を見ながら与える量を決めるのがいいと思います。
変態したばかりの小さいうちはなるべく毎日与えるのがいいと思いますが、成体になったら週に2回程度餌を与えるだけで十分です。
体長が小さいと大きな餌を食べることができなくて、喉につまらせて吐き出してしまうこともあるので、なるべくサイズの小さい餌を多めに与えるようにしましょう。
また、コオロギなどを与える場合は後ろ足が引っかかって飲み込めなかったり吐き出せなかったりすることがあるので、足は切ってから与えるのがいいと思います。
同じ餌だけを与えていると栄養価に偏りが出れしまうので、カルシウム剤などのサプリメントを添加してから与えるようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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