爬虫類ケージの掃除について！掃除の頻度・やり方について紹介！！
爬虫類を飼育する時に飼育ケージ内を清潔に保つことはとても重要です。飼育ケージな内が不衛生だと感染症などの病気になってしまうことがあります。また、洗剤や除菌グッズを使用する場合は成分に注意しなければいけません。今回の記事では爬虫類ケージの掃除のやり方・頻度について紹介します。
爬虫類は不衛生な環境で飼育している感染症などの病気になってしまいます。健康的に飼育するためには掃除を怠らない様にして、飼育ケージ内を清潔にしておく必要があります。
初めて爬虫類を飼育する方は掃除の手順や頻度などわからないことも多いと思います。今回の記事では爬虫類ケージの掃除のやり方と頻度について紹介するので、爬虫類を飼育してみたい方はぜひ読んでみてください。
爬虫類ケージを掃除する手順
まずは飼育ケージを掃除する際の手順を紹介します。爬虫類に限らず両生類などを飼育する際も同じ手順で掃除をしてください。
生体を隔離する
まずは飼育ケージから生体を取り出して、脱走されない様の他の飼育ケージなどに隔離してください。
蛇などの爬虫類は脱走しやすいので、ちゃんと蓋ができるケージに隔離する様にしましょう。生体を飼育ケージ内に入れたまま掃除をしてしまうと、掃除中に噛まれてしまったり、生体が怖がってしまうので気をつけてください。
レイアウトを取り出す
生体を移動させたら、ケージ内のレイアウトを一旦取り出してください。ケージ内からレイアウトを取り出すことで、フンや床材の汚れを確認することができます。
フンを取り出す
レイアウトを取り出したら床材に落ちているフンを取り除いてください。日頃からフンを確認することでペットの体調の変化を早期に発見することができます。
キッチンペーパーなどの紙類を床材に使っている場合は床材ごと交換してください。ソイルなどを使用している場合はフンだけを取り除き、汚れが目立つ場合はその部分だけ取り除き、新しい床材を足してください。
飼育ケージを掃除する
飼育ケージに水垢がついている場合や匂いが酷い場合は飼育ケージを丸洗いする様にしましょう。
プラスチックやアクリル製の飼育ケージを飼育する場合はメラミンスポンジを使って掃除をしてください。プラスチックやアクリル製のケージは傷が付きやすく、スポンジなどで掃除をすると細かい傷がついて白く曇ってしまいます。
また、冷たい水や暑すぎるお湯をかけるとひび割れが入ってしまうので注意してください。
掃除の頻度について
飼育ケージ内を清潔にしておくことも大切ですが、飼育ケージ内を一度に掃除をしてしまうと匂いが変わってしまい、生体のストレスになってしまいます。
清潔にすることも大切ですが、生体のストレスにならない様掃除する日を分けてください。
水入れの掃除の頻度
水入れは毎日掃除をして飲み水は常に清潔にしておきましょう。特にカエルなどの両生類を飼育する場合は水入れは綺麗にしておきましょう。
カエルは水入れの中でフンをすることがあります。そのまま数日置いておくと、飲み水のアンモニア濃度が高くなってしまい、カエルがアンモニア中毒になってしまいます。トカゲなどの爬虫類を飼育する際も水入れは毎日掃除する様にしてくだしあ。
レイアウトの掃除の頻度
ウェットシェルターなどのレイアウトは週に１度ほど掃除をする様にしましょう。爬虫類を飼育する場合は室温を２５度前後にすることが多いです。
また湿度が高い環境で飼育されることが多いので、カビが生えやすいです。綺麗だと思っていてもウェットシェルターの裏にはカビが生えていることがあるので、レイアウトは週に１度は飼育ケージから出して綺麗に掃除をする様にしましょう。
床材の掃除の頻度
床材は毎日フンがあれば取り除く様にして、使用環境にもよりますが半年に１回ほど床材を全て交換する様にしましょう。こまめにフンを取り除いていても半年ほどすると床材も臭ってくるので交換する様にしてください。
飼育ケージの掃除の頻度
飼育ケージは水垢や細かい汚れがあったら爬虫類用のシートクリーナーなどで掃除をして、床材を交換する際に一緒に飼育ケージを掃除する様にしましょう。
この時にウェットシェルターなどレイアウトまで掃除してしまうと匂いが変わってしまい生体のストレスになるので、レイアウトは一緒に掃除しないでください。
爬虫類ケージを掃除する時に便利なアイテム
爬虫類ケージを掃除する際にあると便利な道具について紹介します。
テラリウムシートクリーナー
爬虫類が舐めても大丈夫な様にアルカリ電解水が使用されているウェットティッシュです。ケージだけでなく、レイアウトやピンセットも掃除することができるので、使いやすくてオススメです。
テラリウムデオ
バクテリアなどの微生物の力で臭いを消す消臭剤です。使い続けることでバクテリアが飼育ケージ内に定着して悪臭を抑えてくれます。
床材に吹き掛けることでバクテリアが定着するので、フンを取り除いた後床材に吹きかけて使用してください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
https://hachuarium.com/setubi/hatyuurui-setubi