バスキングライトの選び方について!距離や高さ、使用方法も紹介!!

バスキングライトの選び方について!距離や高さ、使用方法も紹介!!フトアゴヒゲトカゲ

バスキングライトは爬虫類を飼育する上で必須とも言える設備です。昼行性の爬虫類は日光浴をすることで体調を整えます。爬虫類を飼育したことがない方はどんなものを選べばいいかわからないことも多いと思います。今回の記事ではバスキングライトの選び方や使い方について紹介します。

 

多くの爬虫類は日光浴をして体温をあげます。バスキングとは日本語で日光浴という意味で、爬虫類が日光浴をするためにバスキングライト使用します。

 

野生の爬虫類は朝起きた後やご飯を食べた後に日光浴をして体温をあげます。また、日光浴をして紫外線を浴びることで、体内でビタミンD3を作り出したり、体温をあげることで早く動くことができたり、消化が促進されます。

 

爬虫類の種類にもよりますが、日光浴を必要とする爬虫類を飼育する場合はバスキングライトが必要になるので、ちゃんとバスキングライトを設置して飼育するようにしましょう。

 

今回の記事ではバスキングライトの選び方について紹介するので、爬虫類を飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。

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バスキングライトの選び方

 

 

バスキングライトは狭い範囲を集中して照らすスポットライトのことを言います。

 

各メーカーから様々な種類が販売されていているので何を選べばいいかわからない方も多いと思います。なので、簡単に選び方を紹介します。

 

 

温度

 

 

バスキングライトは生体を温めるために使用するので熱量が大切です。

 

ただ、熱量が高ければいいわけではなく、ちゃんとホットスポットを作れるように温度を調整しやすいものや、飼育する生体に合わせて選ぶようにしましょう。

 

 

 

照射範囲

 

 

バスキングライトは飼育ケージ内全体を照らすわけではありません。温度が高いホットスポットを作るために使用するためのライトです。バスキングライトの後ろは鏡になっていて、狭い範囲にだけ明かりを照射するようになっています。

 

飼育ケージ内が同じ温度よりも温度の勾配があった方が寒い時は暖かい所に移動したり、暑い時は涼しい場所に移動することができます。

 

小さい飼育ケージだと温度の勾配が作りづらいので、小さい飼育ケージを使う場合には照射範囲が狭いものを選ぶようにしましょう。また、ホットスポットに石などを組んで高くしていると温度の勾配を作ることができるので、温度の勾配が作りずらい時はホットスポットの下に石を組んでおくのがいいと思います。

 

 

 

光量

 

 

バスキングライトはそんなに光量があるわけではないので、飼育ケージの明るさを保つには光量も大切です。光量が多い方が飼育ケージ内が明るくなるので、飼育ケージ内が暗くなるのが嫌な方は光量の多いバスキングライトを選ぶのがいいと思います。

 

 

 

オススメのバスキングライト

 

 

ビバリウム バスキングスポット

熱量の高いバスキングライトで地面から離れていてちゃんと温度をあげることができるのえオススメです。

 

他のライトに比べてサイズは大きいです。熱量が高いので、大きな飼育ケージにオススメのバスキングライトです。

 

 

ストレート バスキングスポットランプ

 

パッケージもかっこよくて梱包も丁寧です。直線的に光を狭い範囲で照射することができるので、小さめの飼育ケージでも使いやすいです。

 

また、光量も多く明るいので飼育ケージをしっかり照らすことが出来ます。UVAも照射されているので太陽光に近い光を照射することが出来ます。

 

 

サングロー タイトビーム

サングロータイトビーム 100W PT2138
ジェックス

有名なメーカーのジェックスから販売されているバスキングライトです。同程度のワット数の場合は温度も低めで、照射範囲も広いので温度の勾配も作りずらいです。

 

値段は比較的安くて販売していることも多いです。ジェックスのバスキングライトでも問題なく飼育することができるので、それほどこだわりが無い場合はジェックスのものがオススメです。

 

バスキングライトを使用するときの注意点

ヘルマンリクガメ

バスキングライトは表面が高温になっているので、使用する場合は注意が必要です。簡単にバスキングライトを使用するときの注意点を紹介します。

 

水をかけない

 

バスキングライトはガラス製なので、ぶつけてしまったり水がかかってしまうと割れてしまうことがあります。

 

暑くなっているバスキングライト に水がかかると割れてしまうことがあるので、霧吹きをするときはバスキングライトにかからないように注意してください。

 

ペットが火傷しないようにする

 

ペットがバスキングライトを触って火傷をしてしまうことがあります。

 

流木や上り木などを設置しているとバスキングライトに触ってしまうことがあるので、流木などを設置する場合はバスキングライトの近くに設置しないようにしましょう。

 

しっかりと取り付ける

 

爬虫類用の飼育ケージにはバスキングライトを設置するためのランプステーがついています。

ランプステーにクリップでバスキングライトを設置することになると思いますが、取り付けるときはしっかりと取り付けて外れないようにしましょう。

 

取り付けが甘いとバスキングライトが落ちてしまいます。バスキングライトが落ちてしまい、床材が可燃性のものだと火事になってしまうので注意が必要です。

 

 

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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

飼育設備について

Posted by hachuarium