ビバリウムを始めよう!!ビバリウムの作り方を紹介!!

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トカゲやイモリやカエルなんかを飼っているとビバリウムを始めてみようと思うことってありますよね。でも、どうやって始めればいいのかってわからないですよね。今回の記事では、ビバリウムの作り方を紹介します。

 

 

爬虫類や両生類を飼育するならできるだけ生息していた自然環境に近づけて飼育してあげたいと思いますよね。ちなみに熱帯魚などの水中に生息する生き物の場合は「アクアリウム」爬虫類などの陸上に生息する生き物の場合は「テラリウム」水場も陸地も必要な場合は「アクアテラリウム」と言います。

 

ビバリウムとは本来「生き物の住む自然環境を再現した空間」を意味していたので、アクアテラリウムやテラリウムなどの総称だったのですが、最近では爬虫類や両生類の住む自然環境を再現した空間をビバリウムと呼ばれるようになっています。なので、今回の記事では両生類や爬虫類の好む飼育環境の作り方を紹介します。

 

ビバリウムで飼育することで生体にとってストレスの少ない環境で飼育することができます。生体にとっていいだけではなく、自然な環境が室内にあるだけでインテリアとしても見た目が良いのでオススメです。

 

今回の記事では、ビバリウムの始め方を紹介するので、爬虫類や両生類を飼育している人やビバリウムを始めようと思う人はぜひ読んでみてください。

 

 

ビバリウムの作り方は、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。

ビバリウムを始めよう!ビバリウムの作り方の基本を紹介!!

 

それでは、ビバリウムの始め方を紹介します。

 

 

 

 

1、飼育ケージを用意する

 

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まずは飼育ケージを用意しましょう。

 

 

水槽などでもビバリウムを始めることができますが、メンテナンスのことを考えるなら爬虫類用の飼育ケージがオススメです。観音開きになっている飼育ケージなら上からも正面からも手を入れることができるので飼育ケージのメンテナンスが楽になります。

 

飼育ケージはジェックスのグラステラリウムがいいと思います。30センチ以上のものであればレイアウトを楽しみながら爬虫類や両生類を飼育することができるので、30センチ以上の飼育ケージを用意するのがいいでしょう。

 

爬虫類用の飼育ケージなら通気性もいいので、ガラスケースでビバリウムを始めるよりも清潔な環境で生体を飼育することができます。保温器具や照明も綺麗に設置することができます。

 

カエルや樹上棲のヤモリなどを飼育する場合は高さのある飼育ケージが必要になります。飼育ケージは飼育する生体に合わせて用意するようにしましょう。

 

 

 

2、床材を設置する

 

 

 

飼育ケージを用意したら床時を敷きましょう。

 

飼育する生体によって床材は違います。湿度を好むカエルなどを飼育する場合とヒョウモントカゲモドキやトカゲやなどの生き物を飼育する場合では床材は違います。

 

飼育生体に合わせて床材を用意しましょう。

 

カエルなどの湿度を好む生体を飼育する場合は、飼育ケージの底に軽石を少し敷いてその上にヤシガラマットなどの保湿性のある床材を2〜3センチぐらい敷きましょう。床材を敷くときに多少凹凸ができるようにすると、レイアウトが自然になります。

 

軽石を飼育ケージの底に敷いておくと水はけが良くなって通気性も良くなるので、湿度を高めに保たなければいけない生体を飼育する場合は床材の底に水はけが良く通気性のいい軽石を引きましょう。軽石は底が見えなくなるぐらい薄くしいておけば大丈夫です。

 

 

ヒョウモントカゲモドキやトカゲなどの生き物を飼育する場合は床材はサンドなどの生体にあった床材を敷いて下さい。ヒョウモントカゲモドキなど砂を掘ったりする生体を飼育する場合は5センチぐらい床材を敷いて穴を掘れるようにしてあげましょう。

 

ヤシガラマットの他には極床極みどこと造形君という商品がよく使われています。ガラス面にペタペタと貼り付けて使うこともできて、簡単に土壁を作ることができます。

 

 

 

3、レイアウトを設置する

 

 

 

軽石を敷いてヤシガラマットなどの保湿性の硬い床材を敷いたらレイアウトを設置しましょう。

 

 

自然な感じのレイアウトにしたいと思ったらヤシガラマットの上にウィローモスを設置するのがいいでしょう。ウィローモスは湿度と光があれば勝手に伸びていってくれるのでコケを育てたことがない人でも簡単に育てられます。

 

ウィローモスは湿度がなくなって乾燥したら入眠状態に入って数年間持ちこたえることができます。なので、霧吹きを多少忘れて湿度が下がったからといって枯れてしまったりすることはありません。

 

ウィローモスを敷いたら流木や観葉植物を設置しましょう。観葉植物はネオレゲリア、ブロメリア、シダ系などがオススメです。岩に埋めれれているものや流木と組み合わされていたりするものもあるので簡単にかっこいいレイアウトをすることができます。

 

観葉植物を入れすぎると後で成長して生い茂ってしまうので、観葉植物は少なめに植えて成長を見ながら数を増やしていくようにしましょう。

 

 

4、ライトを設置する

 

 

ウィローモスや観葉植物を育てるために使用します。光がないと植物は育たないので、観葉植物やウィローモスを設置する場合は飼育ケージの上部にライトを設置するようにしましょう。

 

ライトはグラステラリウム用のライトが販売されているので、そういったものを使用するのがいいと思います。ただ、LEDライトでも育てることができるので、自分が気に入ったものを使用しても大丈夫です。水槽用の水草育成用のLEDライトは見た目もかっこよくて、しっかりと植物を育てることができるのでオススメです。

 

水槽用は爬虫類用のケージとは規格が違い、しっかりとハマる訳ではないので、水槽用のライトを使うときはしっかりとサイズを測ってから購入するようにしましょう。

 

 

 

5、日々の管理について

 

 

レイアウトを作ったら、生体を入れて飼育を楽しみましょう。ビバリウムをする場合は霧吹きの回数を多くして、観葉植物にしっかりと水やりをするようにしましょう。

 

水やりをサボると観葉植物が枯れてしまうことがあるので気をつけてください。

 

 

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

飼育設備について

Posted by hachuarium