爬虫類の保温器具には『暖突』がおすすめ!暖突を勧める理由を紹介!!

爬虫類の保温器具には『暖突』がおすすめ!暖突を勧める理由を紹介!!ダントツ

皆さんは保温器具はなにを使っていますか?私は暖突です。暖突は取り付けも簡単で、火傷の心配もなく使用することができるので、爬虫類を飼育されている方によく使用されている保温器具です。今回の記事では暖突のメリットを紹介します。

 

 

 

保温器具にはいろいろな種類があります。飼育ケージの下に設置するパネルヒーターや電球型の保温器具など様々です。パネルヒーターだけで温度を管理することができればいいのですが、冬の寒い時期や朝方の寒い時間帯は室温が下がってしまいます。

 

パネルヒーター1つで室温を管理するのは難しいので気温が下がる季節にはパネルヒーターの他に保温器具を用意してあげる必要があります。

 

今回の記事では暖突のメリットを紹介するので保温器具を購入しようと思う人は是非読んでみてください。

 

 

それでは暖突の良いところを紹介します。

 

暖突とは

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暖突は主に爬虫類などを飼育するときに使われるペットヒーターで、飼育ケージの天井に取り付けて使用するタイプの保温器具です。

 

爬虫類用のヒーターですが、いろいろな場所に取り付けることができるので、鳥やハムスターなどの小型のペットの飼育にも使うことができます。

 

天井に取り付けるので、天井から床までの距離によって温度が変わります。暖突から床までは27cmほどの場合は25.5度の温度に温めることができます。遠赤外線のヒーターで、ヒーターを特殊な布で覆われているので、もしペットが暖突に触れてしまっても火傷をして怪我をすることがないので、安全に使用することができます。

 

爬虫類の飼育では保温球などの保温器具が使われますが、保温器具の種類によっては触れることで火傷をしてしまったり怪我をしてしまったりすることがあります。その点暖突は火傷の心配がなく安全に使用することができるので、爬虫類や小型のペットの飼育にオススメです。

 

今回の記事ではそんな暖突を使ってみて良いなと思ったことを紹介させていただきます。

 

 

暖突のメリット1、場所をとらない

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私が1番良いと思うところは場所をとらないところです。

 

飼育ケージの天板に設置できたり、鳥やリス用の飼育ケージの場合、側面に設置することができます。ワッシャーとネジで止めるのでアイデア次第で色々なところに設置することができます。

 

ラックに水槽や飼育ケージを並べてたくさんの爬虫類を飼育している人にもオススメです。ネジとワッシャーで固定するのでもちろんラックに設置することができるし、大きなサイズの暖突を使用して、ラック内全体を温めることもできます。

 

メタルラックと暖突と断熱材を用意すれば、温室を自作することができます。暖突には大きめのサイズがあるので爬虫類をたくさん飼っていたり大きめの温室を作る人にはオススメです。

 

 

暖突のメリット2、経済的

 

 

 

暖突は保温急などの保温設備に比べて電気代が安いです。

 

保温球と比べると大体3分の1ぐらいの電気代で室温を安定させることができます。電気代が3分の1になるなら暖突の方がいいと思う人も多いと思います。

 

100Wの保温球を24時間使用した場合1ヶ月で1kwあたり25円だとすると1800円になりますが、32Wの暖突の場合24時間使用した場合1ヶ月で576円です。

 

電気代以外にも、保温球のように電球の取り替えが不要なのも飼育費用を抑えられて経済的です。

 

 

 

暖突のメリット3、安全に使える

 

 

 

保温球の場合は表面の温度が100度ぐらいになっているので、カエルやヤモリが飛びつくと火傷してしまいます。

 

暖突も表面は100度を超える高温になりますが、特殊な布で覆われているので、触っても暖かい程度で火傷をするいことはありません。なので、壁チョロ系のヤモリや樹上棲のカエルなどが暖突に飛びついても火傷することがありません。

 

自分が保温球を触って火傷することもなくなるので、安全面を考えるなら暖突がオススメです。

 

冬など乾燥しやすい季節だと、火事の心配をする方もいると思います。保温球の場合は、保温球の表面が高温になるので、燃えやすいものが保温球に触れていると火が出る可能性があります。

 

その点、暖突の場合は表面に特殊な布を使っているので、火事の心配はありません。

 

 

 

暖突のメリット4、色々なペットに使える

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暖突は色々なペットの飼育に使えます。

 

蛇やトカゲなどの爬虫類の他に、ハムスターやハリネズミなどの小動物やリクガメの飼育などに使えます。色々なペットの飼育に使えるので、生き物を飼うのが好きな人は暖突を持っておけば、どんなペットの飼育にも使えるのでオススメです

 

しかし、中には暖突に向かないペットもいます。リスやモモンガなどの天井に登るペットの飼育には向きません。暖突に触れてもやけどをすることはありませんが、暖突を触ったりしているうちに故障してしまう可能性があります。

 

なので、天井の登るよなペットを飼育する場合は暖突に触れることができないように設置するのがいいと思います。ハリネズミなどの壁を登らない小動物であれば問題なく飼育することができます。

 

水槽や衣装ケースなどの蓋がついていないケースで飼育する場合は100円ショップなどで販売している金網ネットなどを使用して取り付けることができます。

 

 

 

 

暖突を使う時はサーモスタットを使おう

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暖突を使う場合はサーモスタットを一緒に使うようにしましょう。

 

人によっては暖突にはサーモスタットは必要ないという方もいますが、私はサーモスタットを使用するのがいいと思います。

 

暖突には設置面から下何センチの場合、何度になるかって記載されていますが、これは環境温度が21度の場合です。環境温度が変われば、この温度も変わります。環境温度が高ければ、飼育ケージ内の室温も高くなります。なので、暖突を使用する場合はサーモスタットを使用しましょう。

 

また、飼育している環境や飼育している生き物によっては暖突だけでは適温まで温めることができない場合もあります。なので、暖突を使用する場合には、パネルヒーターなど他の保温器具と組み合わせて使用するようにしましょう。爬虫類用のサーモスタットは何がいい?サーモスタットの選び方を紹介!!

 

暖突を使っても温度が上がらない時の対処法

 

暖突を使っていてもケージ内の室温が上がらない時があります。

 

理由としては、暖突からケージまでが離れている場合か、部屋の温度が低いことが挙げられます。

 

暖突は距離が離れるほど保温力は弱くなり、距離が近い方が飼育ケージを暖めることができます。高さのあるケージを使用していると、ケージの下にいくにつれて温度が下がってしまい、ケージ全体を温めることはできません。

 

また、暖突は気温の変化に影響を受けるので、部屋の温度が低すぎるとケージ内が思ったように温まりません。

 

暖突を販売しているみどり商会が温度のデータを公開していて、暖突から10cmの距離で30度、20cmの距離で26.7度、27cmの距離で25.5度となっています。

 

この温度は室温が20度の時のデータで、室温が20度以下だとデータどうりにケージ内を温めることはできません。

 

冬場など室温が20度以下になることは多いので、寒い季節はパネルヒーターなどと併用して室温を管理するようにしましょう。

 

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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

飼育設備について

Posted by hachuarium