カミツキガメってどんなカメ?カミツキガメの特徴について紹介!!
カミツキガメはペットとして日本に持ち込まれて、日本で野生化してしまったカメです。危険なカメとして有名なので、名前を知っている人も多いと思います。今回の記事ではカミツキガメの特徴について紹介します。
カミツキガメは印旛沼などに生息していることで有名ですが、繁殖は確認されていませんが、印旛沼以外にも様々な場所に生息しています。
噛む力が強いので噛まれてしまうと大怪我をしてしまいます。とても危険なカメなので見つけても近づかないようにしましょう。
今回の記事では、カミツキガメの特徴と紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
カミツキガメの特徴
カミツキガメはカミツキガメ科カミツキガメ属に分類されているカメです。
ワニガメと混同されることが多いですがワニガメとは違う種類のカメになります。元から日本に生息していた訳ではなく、ペットとして輸入された個体が飼いきれなくなって逃がされたことによって野生化しています。
カミツキガメのベビーはとても可愛くて飼育もしやすいのでペットとして人気でした。ただ、大人になると体格も大きくなって凶暴になるので、飼いきれなくなって逃がしてしまう人が多いです。
カミツキガメの甲長は最大で50cm程度まで成長するのでとても大きなカメです。実際にカミツキガメを見てみるとこれだけ大きくなるんだから、飼育するのはとても大変だなと思います。
カミツキガメの見分け方
カミツキガメの甲羅はドーム状になっていますがよくみると縦方向に3本の隆起線が入っています。
ワニガメの場合は甲羅に発達したキールが入っていて、甲羅はトゲ状になっているので、ワニガメとカミツキガメは簡単に見分けることができます。
また、カミツキガメの後縁はギザギザしているので、そこを見ればカミツキガメと他のカメを見分けることができます。
カミツキガメやワニガメは甲羅のお腹の部分(腹甲)が十字状になっているので、ひっくり返せば他のカメとカミツキガメを見分けることもできますが、危険なので触らないほうがいいと思います。
カミツキガメの生態
カミツキガメはワニガメと同じでほとんどを水の中で過ごします。
流れが早い環境を好まないので、川などよりは池や沼に多く生息しています。水中ではそこに泥がまたっていたり、石や水草などの隠れられる場所が多いところに生息していることが多いです。
繁殖期は特に決まっておらず、冬以外であれば繁殖することができると言われています。
産卵は春から夏にかけて行われることが多く、1回の産卵で20〜30個ほどの卵を生みます。ワニガメは性成熟するまでに10年ほどかかると言われていますが、カミツキガメは5年ほどで性成熟します。
なので、ワニガメに比べてカミツキガメのほうが繁殖スピードが早いです。
カミツキガメは雑食性のカメで、魚や小動物の他にも水草や植物の葉や茎など口に入るものはなんでも食べてしまいます。
カミツキガメの天敵はワニになりましが日本にはワニがいないので、ある程度成長すると他の生き物に捕食されることはなく無敵です。
カミツキガメの危険性
カミツキガメはワニガメに比べると少し可愛らしいですが、ワニガメよりもカミツキガメのほうが危険です。
カミツキガメはワニガメに比べて動きが俊敏なので、気性も荒く首を長く伸ばすことができるので、不意に噛まれてしまう可能性もあります。
ワニガメは陸上ではお腹を引きずって歩きますが、カミツキガメはお腹を空中に持ち上げて歩くので、ワニガメよりも早いスピードで動くことができます。
陸上にいるときは産卵が近かったりして、水中にいるときよりも神経質になっているので近ずいたりしないようにするのがいいと思います。
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