クサガメの飼育について!クサガメの寿命や餌・飼育方法を紹介!!

クサガメの飼育について!クサガメの寿命や餌・飼育方法を紹介!!クサガメ

クサガメはゼニガメとも呼ばれていて、昔からペットとして人気の高いカメです。クサガメは水棲のカメの中でも飼育が簡単なので、初心者でも簡単に飼育することができます。今回の記事ではクサガメの飼育方法について紹介します。

クサガメの子供はよくゼニガメという名前で販売されています。飼育も簡単な種類なので、初めてカメを飼育しようと思う人にオススメの種類です。

寿命も長く付き合うことができるのでペットとしてオススメです。飼育は簡単な種類ですが、寿命が長いので飼育する場合はしっかりと最後まで飼育するようにしましょう。ペットにオススメのカメはこちらの記事でも紹介しているので、読んでみてください。

今回の記事ではクサガメの飼育方法について紹介するので、クサガメを飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。

クサガメの特徴

クサガメはアジアに広く生息している水棲の亀です。元々は在来種と言われていましたが、現在は韓国や中国に生息していたカメが江戸時代に日本に入ってきたと考えられています。

クサガメの赤ちゃんはよくゼニガメという名前で販売されています。もともとはイシガメの赤ちゃんがゼニガメと呼ばれていましたが、今はゼニガメというとクサガメの赤ちゃんを指しことが多いです。

カメの幼体をゼニガメという名前で販売されているので、ゼニガメを購入する際はちゃんと種類を聞いてから購入するようにしましょう。

体長は25cm前後まで大きくなります。オスはメスよりも大きく成長するので、小さい個体がいい場合はメスを飼育するのがいいと思います。

クサガメは臭い?

クサガメは名前にもなっている臭いが特徴的なカメです。

クサガメは漢字で書くと草亀、臭亀と書きます。名前の語源にもなっている独特な臭いを足の根元から出します。

この臭いは身の危険を感じた時に威嚇をする目的で出すので、飼育している時いつでも臭いわけではありません。

クサガメの寿命

クサガメの寿命はとても長くて20年以上生きると言われています。

中には40年以上生きたクサガメもいるので、飼育する場合は長く飼育することになるので、それを理解した上でしっかりと最後まで責任を持っ飼育するようにしましょう。

クサガメの販売価格

クサガメの販売価格は安く、安いものだったら500円程度から販売されています。高くても2000円前後で購入することができます。

値段が安く飼育が簡単なので、飼育を始めるハードルは低いですが、とても長生きな亀なので飼育する場合は注意してください。

クサガメの大きさについて

クサガメは3cmほどのベビーが販売されていることが多いですが、大人になると20cmほどまで成長する大きな亀です。

最大で30cmほどまで成長することがあるので、飼育する際は大きめの飼育ケースが必要になります。

クサガメはオスよりメスの方が大きくなるので、なるべく小さい個体を飼育したい場合はオスを選ぶのがいいと思います。オスはメスに比べて尻尾が太くて長いです。また、尻尾にある総排泄孔がオスは甲羅の外側、メスは甲羅の内側にあります。

クサガメの飼育に必要なもの

クサガメは日本の気候にも馴染みやすく飼育が簡単です。性格も穏やかなので、飼い主にも慣れやすく飼っていて楽しいカメです。

簡単にクサガメの飼育に必要なものを紹介します。カメの飼育方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも読んでみてください。

必要な飼育設備
  • 飼育ケース
  • 陸地・浮島
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • ヒーター
  • 濾過フィルター
  • 床材
  • シェルター

飼育ケース

飼育ケースは水槽やプラケースなどを使います。

亀の成長に合わせて飼育ケースのサイズを大きくするようにしましょう。飼育ケースのサイズは甲羅の長さの3倍ほどの大きさのものを用意してください。成体のクサガメを飼育する場合は60cmサイズがオススメです。

陸地、浮島

水棲のカメですが、日光浴をするために陸地が必要になります。日光浴をすることで、体内でビタミンDを作り出します。

ビタミンDが不足するとカルシウムを吸収することができなくなってしまうので、骨が変形してクル病になってしまったり、甲羅がちゃんと形成しないことがあるので気をつけてください。

なのでしっかりと日光浴ができるように陸地を用意しましょう。陸地は市販の浮島を使ったり、石やレンガを並べて作ることができます。

バスキングライト

バスキングライトは日光の代わりにしよう使用するライトです。

室内飼育だと日光浴をさせてあげることができないので、室内で飼育する場合はバスキングライトを設置して甲羅を乾かしたり、体温をあげたりすることができるようにしましょう。

バスキングライトを設置して陸地を照らすようにしてください。光が照射されている部分の温度が30〜35度ぐらいになりようにしましょう。

ベランダなど屋外で飼育する場合はバスキングライトは必要ありません。

紫外線ライト

紫外線を浴びることで体内でビタミンDを作り出します。

日光浴させることができれば必要ありませんが、室内飼育だと日光浴をさせることができないので、バスキングライトと同様に紫外線ライトを設置しましょう。

紫外線ライトは消耗品で、1年ほどすると照射される紫外線が少なくなってしまいます。屋内で飼育する場合は1年に1回は紫外線ライトを交換するようにしましょう。

紫外線ライトも屋外で飼育する場合は必要ありません。

ヒーター

カメは変温動物なので水温が下がれば消化が悪くなったり体調を崩してしまったりすることがあります。なので、水中にヒーターを設置して水温を20〜26度前後を維持するようにしてください。

ヒーターに触れると火傷してしまうことがあるので、火傷防止カバーがついているヒーターがオススメです。

濾過フィルター

濾過フィルターは絶対に必要なわけではありませんが、できれば設置した方がオススメです。

小まめに水換えをするのであれば問題ありませんが、カメは水を汚しやすいので水がすぐに汚れてしまいます。濾過フィルターを設置することで、水換えの頻度を少なくすることができるので、飼育が楽になります。

床材

クサガメは爪が伸びます。

野生のクサガメはコンクリートや石の上などを歩くことで爪が削れますが、飼育下では爪が伸びてしまいます。砂利や小石などの床材を入れてあげると自然と爪が削れるので、床材を設置するのがオススメです。

シェルター

屋外で飼育する場合はシェルターが必要です。

シェルターを用意して日陰を作らないと暑いときに隠れることができなくなってしまいます。シェルターと浮島が一緒になっているものもあるので、そういったものを用意するのがオススメです。

クサガメの餌について

クサガメは雑食性なのでいろんな餌を食べます。

いろいろな餌を食べるので、食パンなども食べますが栄養価が偏ってしまうので、人工餌をメインに与えて飼育するのがオススメです。

カメ用の人工餌は亀の飼育を考えて作られているので、亀用の人工餌だけで飼育することができます。ただ、同じ餌だけ与えていると餌に飽きてしまうことがあるので、ほかの餌をたまにあげるのもいいと思います。

甲羅を作るためにはカルシウムが必要なので、たまに乾燥エビなどカルシウムが豊富な餌を与えるようにしましょう。

餌の頻度は幼体なら毎日与えて、成体になったら2日1回ほど与えるようにしましょう。餌を与えすぎて食べ残しが増えると水が汚れてしまうので、与えすぎに注意してください。

クサガメを飼育するときの注意点

クサガメは飼育が簡単だと言われていますが、飼育する際はいくつか注意点があります。簡単にクサガメを飼育する際の注意点を紹介します。

冬眠について

野生のクサガメは冬場は水中や地中で冬眠をして越冬します。

飼育下でも冬眠させることで寿命が延びると言われています。冬眠中は仮死状態になるので、エネルギーの消費が抑えられるので寿命が延びると考えられています。

ただ、飼育に慣れていない場合は冬眠をさせないで飼育するのがオススメです。冬眠中に死んでしまうこともあるので、体力が少ない幼体を飼育する場合は特に冬眠させないで飼育するのがいいと思います。

もし冬眠させる必要がある場合はなるべく気温の変化の少ない暗い場所で飼育する王にしましょう。

ダンボールや発泡スチロールなどをかぶせることで、気温の変化を少なくすることができます。

脱走にされないようにする

クサガメはよく脱走することがあります。

水槽で飼育している場合は脱走されることは少ないですが、トロ舟などの背の低い飼育ケージを使用していると脱走されてしまうことがあります。

屋外で飼育しているとそのまま逃げてしまったり、ベランダから落ちて死んでしまうことがあるので、屋外で飼育する場合はネットなどを使用して蓋をしておきましょう。

触りすぎないようにする

クサガメはハンドリングすることができますが、触りすぎるとストレスになったり、落として怪我をさせてしまうことがあります。

クサガメは見た目も可愛らしく動きもゆっくりなので、ハンドリングしたくなりますが、掃除をするときや移動させるときはだけにしておきましょう。

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カメの飼育方法

Posted by hachuarium