キングコブラの毒性について!毒性の強さや症状・危険性について紹介!!
蛇の中でも毒性が強いことで知られているのがコブラヘビです、その中でも特に有名なのがキングコブラだと思います。今回の記事ではコブラの毒性とその危険性について紹介します。
キングコブラは世界で最大級の毒ヘビだと言われていて、毒も凄いですが体長も大きい危険なヘビです。日本には生息していませんが、とても強力な毒を持っていて死亡例も多い蛇です。
キングコブラは毒を持っていることはよく知られていますが、生態などについてはよく知られていないことも多いです。
今回の記事ではコブラの毒性や毒の強さ、危険性などを紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
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キングコブラについて
キングコブラは毒性が強いことで知られていますが、実は大きな蛇で体長は4メートル、体重は9kgほどまで成長します。最大で5.5メートルほどの個体も確認されているとても大型の蛇です。毒蛇の中では世界で1番大型の蛇になります。
キングコブラはインド東部やカンボジア、インドネシアなど東南アジアに広く生息しています。熱帯雨林や山の中に生息している蛇なので、人に出会うことはあまりありませんが、生息地の山間の民家には出てくることがあるそうです。
キングコブラの毒性について
コブラヘビの中にも様々な種類がいますがコブラの仲間は全て強力な毒を持っています。
コブラの持っている毒は神経毒と出血毒です。特に神経毒の割合が多く、即効性が高く致死率も高いです。コブラの中でも強力な毒を持っているのがキングコブラです。
ヘビの王様というだけあって、他のヘビも捕食してしまいます。コブラは頭部に強力な神経毒を蓄えています。キングコブラは体長も大きいので、頭部には大量の毒が溜められていて、ひと噛みで致死量を超える毒を注入します。
キングコブラの毒性についてはインドコブラなどに比べると弱いと言われていますが、ひと噛みで7ミリリットルほどの毒を注入することができます。
これは像を1頭殺すことができ、人間であれば20人を殺すことができるほどの量と言われています。ただ、実際にキングコブラが像を殺すことはできません。
神経毒は神経を麻痺させることで体を自由に動かすこどができなくなり、最終的には呼吸することもできなくなってしまい死んでしまいます。
神経毒は出血毒に比べて毒性が強く死亡率も高いとても危険な毒です。出血毒の場合は痛みがあるので、すぐに処置されることが多いですが、神経毒は痛みがないので、気づかないうちに症状が進行してしまい手遅れになることが多いです。
キングコブラに噛まれたら血清を1リットル以上打ち込まないと助からないと言われていて、現地ではキングコブラに噛まれたらまず助からないと言われています。
キングコブラの特徴
キングコブラはインドネシアやタイ、カンボジア、フィリピン、中国南部など、日本の近くにも生息しています。
体長は成長すると3〜5メートルほどになると言われていて、過去には5.5メートルの個体が発見されたこともあります。
キングコブラは泳ぎの得意なヘビなので、もしかしたら日本に生息するようになることがあるかもしれません。
キングコブラは他のヘビや同種同士で共食いすることもあります。キングコブラは自分の持っている毒の抗体を持っていないので、他のキングコブラに噛まれたり、間違えて自分を噛んでしまうと死んでしまいます。
キングコブラは自分より大きな生き物でも食べてしまおうとすることがあるようです。
キングコブラは強い毒を持っていて、共食いもしてしまうヘビですが、メスを巡って争うときには毒は使いません。メスを巡って争うときは、オス同士が頭お押し付けて押し合いをします。これで先に疲れたほうが負けという方法で力比べをします。
キングコブラに噛まれたら
キングコブラに噛まれたらすぐに血栓を打ってもらい治療をしてもらわなくては助かることはありません。
何をするよりもまず病院に行って正しく治療してもらうことで助かる確率が上がります。出血毒よりも神経毒の割合が多く、即効性が高く死亡率も高いので、まずは急いで病院に行くようにしましょう。
病院近くで噛まれた場合はすぐに迅速な対処をすることができますが、そうじゃなければまず助からないと思います。
キングコブラは飼育できる?
実はキングコブラは日本でも飼育することができます。
血清と飼育設備を確保できて、保健所に届出を出せば飼育することができます。ただ、血清を確保することが難しいので、本当に飼育するのは現実的ではないと思います。
キングコブラを見てみたい場合は動物園に行ってみましょう。ジャパンスネークセンターやiZooでキングコブラは展示されています。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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