フリンジヘラオヤモリの特徴と飼育に必要な設備を紹介!!
フリンジヘラオヤモリは独特な見た目をしていて個性的なヤモリです。マダガスカル島に生息していて、個性豊かで魅力的な生き物です。ペットとして飼育することができるので、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事ではフリンジヘラオヤモリの特徴と飼育方法を紹介します。
フリンジヘラオヤモリは独特な見た目でとても人気のヘラオヤモリです。ヘラオヤモリの中でも最大種で大きく成長します。
あまり輸入量も多くないので、販売しているお店も少なく値段も高いですが、他の人が飼っていないペットを飼いたいと思う方にはオススメです。
フリンジヘラオヤモリは餌を取る時以外は動きも遅くハンドリングすることできるます。
今回の記事ではフリンジヘラオヤモリの特徴と飼育方法を紹介するので、フリンジヘラオヤモリを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。
ペットにオススメのヤモリについては、下記の記事で紹介しているのでそちらの記事も読んでみてください。ヤモリを飼いたい人へ!ペットに人気のヤモリの種類を紹介!!
フリンジヘラオヤモリの特徴
フリンジヘラオヤモリはマダガスカル島の東部に生息しているヤモリでヘラオヤモリ属の中では最大の種類になります。
マダガスカル島に生息しているので、マダガスカルへラオヤモリと呼ばれていましたが、他のヘラオヤモリと区別する為にフリンジへラオヤモリという名前で呼ばれるようになりました。
平らな頭と飛び出したような目、名前の由来になっているヘラ状の平たい大きな尻尾が特徴です。
灰色をベースにした体に黒っぽい模様が入っていて、この体色で樹木に擬態しています。夜行性のヤモリで、木に擬態しながら昆虫などを食べてきます。
フリンジへラオヤモリの大きさ
フリンジヘラオヤモリはとても大きなヤモリで、最大で30cmまで成長することがあります。
30cmと言われると大きな印象がありますが、尻尾の割合も多いので数字からイメージするよりも少し小さいです。レオパよりも体が大きくて力も強いので、餌を与えるときは噛まれないように気をつけてください。
フリンジヘラオヤモリの寿命について
寿命は10年以上と言われていますが、まだ繁殖個体の流通も少なく、販売されているのがほとんどワイルド個体なため、年齢の推測が難しく、飼育下でどのぐらい生きるかは判断することができません。
大型のヤモリは寿命が長いので、10年以上生きると思って飼育をするようにしましょう。大型のヤモリは30年以上生きることもあるので、なるべく長生きさせたあげるようにしましょう。
フリンジヘラオヤモリの値段について
販売価格は他のヤモリに比べて高く、3〜5万円ぐらいで販売されています。流通量がそれほど多くないので、ペットショップで見かけることは少ないので、フリンジヘラオヤモリを購入しようと思ったら、爬虫類の販売イベントなどに行って探してみるのがいいと思います。
フリンジヘラオヤモリの性格について
樹上性のヤモリは素早い種類も多いですが、フリンジヘラオヤモリは餌を食べるとき以外はゆっくりとしています。
動きが遅いヤモリなので、ハンドリングすることもできます。大きな目をしていて、独特な体格をしているので、見た目は少し怖いですが性格はおとなしい性格をしています。
フリンジヘラオヤモリの飼育に必要なもの
基本的には樹上棲のヤモリと同じ設備で飼育することができます。詳しくはヤモリの飼育方法で紹介しているので、そちらを詠んでみてください。
飼育ケージ
爬虫類用の飼育ケージを使用するのがいいと思います。30cmまで成長するので、大きなサイズの飼育ケージが必要になります。
45cmサイズの飼育ケージでも飼育することはできますが、45cmだと手狭になってしまうのでも60cm以上の飼育ケージを使用するようにしましょう。
また、樹上棲なので、飼育ケージには高さも必要です。高さも60cmぐらいあった方が登り木をセットして、立体的なレイアウトを作ることができます。
床材
樹上棲のヤモリなので、地上に降りることはほとんどありませんが、餌を狙って木から飛び降りることもあります。
木から飛び降りた時に怪我をしてしまうこともあるので、怪我を防止するためにも床材を敷いておくのがいいと思います。
また、湿度が高い環境を好むので床材を入れておいた方が湿度が管理しやすくなります。床材は保湿力があって柔らかいミズゴケやヤシガラを集めに敷いておくのがいいと思います。
コルクバーク・流木
ケージの背面にコルクバークや流木を立てかけてあげるとフリンジヘラオヤモリの隠れ場になります。
木に擬態するヤモリなので、コルクバークを設置すると上手に擬態します。
パネルヒーター
暖突などの保温器具を用意しましょう。
夏場は必要ありませんが、冬場は室温が下がってしまうので、暖突やシート状のパネルヒーターを用意して、背面や天井面から温めてあげるようにしましょう。
冬場でもケージ内の温度は25〜27度前後で安定させて、室温が下がらないように注意してください。
温度計・湿度計
温度と湿度の管理が大切なので、温度計と湿度計を用意しておきましょう。
爬虫類用の温度計と湿度計が一緒になっているものが販売されているので、そういったものを使用するのかいいと思います。
フリンジヘラオヤモリは湿度が高い環境を好むので、毎日霧吹きをして、常時湿度は70%ぐらいになるようにしましょう。
フリンジヘラオヤモリの飼育にオススメの餌
フリンジヘラオヤモリを飼育する場合はコオロギやデュビアなどの生き餌を与えます。
個体によっては冷凍のコオロギにも餌付くことがあります。飼育に慣れるまでは生き餌で飼育する方が安全だと思います。
餌を与える量は、ベビーからヤングサイズまでは毎日食べるだけ餌を与えて、アダルトサイズまで育ったら、3〜4日に1回程度餌を与えるだけで大丈夫です。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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