イエローヘッドモニターの特徴・飼育方法・必要な設備を紹介!!
イエローヘッドモニターはコガネオオトカゲとも呼ばれいて、見た目もキレイなのでペットとしても人気の高い種類になります。オオトカゲの中では価格も落ち着いていて、飼育もしやすい種類なので、ペットとして人気があります。今回の記事ではイエローヘッドモニターの特徴と飼育方法を紹介します。
イエローヘッドモニターは長い首と鋭い爪と長い尻尾が特徴的なトカゲです。黄色と茶色の模様がキレイなので、観賞用としても人気の高い種類になります。
体長も1メートルぐらいまで成長する大型の種類なので、飼育する場合は広い飼育スペースが必要になります。販売価格も高いので、飼育するには大変ですがとてもキレイなので、飼いたいと思う人も多いと思います。
今回の記事ではイエローヘッドモニターの特徴と飼育方法を紹介するので、イエローヘッドモニターを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。
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イエローヘッドモニターの特徴
イエローヘッドモニターはコガネオオトカゲとも呼ばれていて、東南アジアに生息しているオオトカゲの仲間です。
熱帯雨林に生息していて高温多湿の環境で暮らしているいて水辺に近い場所に生息しています。幼少期は外敵から身を守るために樹上で生活する個体もいます。
成長するについれて地上棲も強くなりますが、木に登るのが得意で半樹上棲の爬虫類です。
体長について
体長は最大で140cmほどまで成長します。100〜140cmほどまで成長するので、飼育する場合は広い飼育するスペースが必要になります。
1メートルと言われると大きなイメージがあるかもしれませんが、体の半分ほどは尻尾なので、そこまで大きな爬虫類ではありません。体もスリムなので、体長が1メートルほどに成長してもそこまで巨大な印象はありません。
販売価格について
販売価格は高く、グレードなどにもよりますが大体10〜15万円前後で販売されています。購入する場合はワイルド個体よりも人に慣れているCB個体を購入するのがいいと思います。
CB個体は流通は少ないですが、近年少しずつCB個体の流通が増えています。イベントなどではベビーが3〜5万円ほどで販売されているので、購入しやすくなっています。
ベビーはアダルト個体よりも体調を崩しやすく飼育も難しいので、ベビーを飼育する場合は爬虫類の飼育に慣れてからにするのがオススメです。
寿命について
寿命は約10年ほどと言われています。水質が悪化すると体調が悪くなってしまうことがあるので、しっかりと飼育環境を整えるようにしましょう。
飼育環境をちゃんと整えてあげれば10年以上生きてくれます。長生きな個体だと20年ほど生きると言われているので、飼育環境を整えて病気にならないように飼育してください。
イエローヘッドモニターの飼育に必要なもの
次にイエローヘッドモニターの飼育に必要な設備について紹介します。
イエローヘッドモニターはオオトカゲ科に分類されるトカゲで、力も強く歯や爪も鋭いので、飼育する場合は注意も必要です。
しっかりと飼育環境を整えて安全に飼育するようにしましょう。
飼育ケージ
飼育ケージはある程度の高さがあり、幅が150cm以上のものを使用するのがオススメです。
大きな飼育ケージが必要になるので、水槽で飼育するのがいいと思います。小さいうちは90cm水槽などで飼育することができるので、成長に合わせて多くな水槽を用意するようにしましょう。
イエローヘッドモニターは半樹上棲なので、飼育する場合は登り木などを入れて立体的に移動できるようなレイアウトで飼育する必要があります。ある程度高さがないと登り木を設置することができないので、高さのある飼育ケージを用意しましょう。
値段は高くなりますが、爬虫類用の飼育ケージもオススメです。爬虫類用の飼育ケージあれば前面が開くので、メンテナンスがしやすく餌も与えやすいです。トカゲの天敵は猛禽類や鳥類なので、上から触られることを嫌います。
水槽で飼育する場合は上から手を入れなけれいけませんが、爬虫類用の飼育ケージであれば側面から手を入れることができるので、ストレスなくお世話をすることができます。
保温器具
温度を管理するために保温器具が必要になります。夏場はパネルヒーターだけでも温度を管理することはできますが、冬場など気温が下がるときはパネルヒーターだけでは温度の管理ができないので、保温球や暖突などの保温器具を用意しておきましょう。
飼育ケージも大きいので、保温器具一つだけではケージ内全体を温めることができないので、保温器具をいくつか組み合わせて、室温を管理するようにしてください。
バスキングライト
ホットスポットを作るためにバスキングライトが必要になります。イエローヘッドモニターが大きく成長したら、バスキングライト一つだけでは足りなくなるので、2〜3個ぐらい用意しておきましょう。
バスキングライトが照射されているホットスポットは暖かいところで35度程度になるように調整してください。
紫外線ライト
昼行性のトカゲを飼育する場合は紫外線ライトが必要になります。
昼行性の爬虫類は紫外線を浴びることで体内でビタミンDを作りだします。ビタミンDはカルシウムを吸収するために必要な栄養素で、不足するとカルシウムを吸収することができず、くる病という病気になってしまうので注意してください。
床材
イエローヘッドモニターは高温多湿の環境に生息しているので、床材は保湿性のあるヤシガラやミズゴケを使用するのがオススメです。
インドネシアの熱帯雨林に生息しているトカゲなので、湿度の高い環境で飼育する必要があります。湿度を60%以上に維持する必要があるので、保湿性の高い床材を使用するようにしましょう。
水入れ
半水棲なので体がすっぽり入るぐらいのサイズの水入れが必要になります。体が小さいうちは大きなタッパーなどを使用するのがいいと思います。
大きく成長したらトロ舟や大きな衣装ケースなどを使用するようにしましょう。水入れの中でフンをすることもあるので、水はこまめに交換して常に綺麗にしておきましょう。
イエローヘッドモニターの飼育にオススメのエサ
イエローヘッドモニターは肉食の爬虫類です。
イグアナは大きくなるにつれて、植物を食べるようになりますがイエローヘッドモニターは生涯肉食です。冷凍のウズラやピンクマウスで飼育するのが一般的です。
冷凍の餌を与える場合はちゃんと解凍してから与えないと消化不良になってしまうことがあるので注意してください。
冷凍の餌を与える場合は35〜40度ぐらいのお湯で温めてから与えるようにしてください。
イエローヘッドモニターのベビーを飼育する場合はピンクマウスだと少し大きいので、コオロギやデュビアなどを与えるのがいいと思います。コオロギの飼育方法を紹介!
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イエローヘッドモニターを飼育するときの注意点
イエローヘッドモニターは爪が鋭くて力も強いです。
なので引っかかれると引っかき傷ができるぐらいの怪我はしてしまいます。体長が大きければそれだけ力も強くなるので、取り扱いには注意が必要です。
イエローヘッドモニターは人に慣れるので餌を与えるときは寄ってきたりします。ただ、触られたくないときに上から掴んだりすると暴れたりして怪我をしてしまいます。
なので、イエローヘッドモニターを飼育する場合は小さいうちに人に慣れさせて、ハンドリングにも慣れさせておいた方がいいと思います。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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