【蛇の飼育方法】初心者でも飼いやすい蛇と蛇の飼育方法を紹介!

【蛇の飼育方法】初心者でも飼いやすい蛇と蛇の飼育方法を紹介!コーンスネーク

蛇は怖いと思われていたり気持ち悪いと思われたりしていますが、人を噛むことはほとんどなく、ペットとしてとても人気の高い爬虫類です。今回の記事では初心者でも飼いやすい蛇と正しい飼育方法を紹介します。

蛇は怖いと思われていたり、凶暴だと思われていたりしますが、性格はおとなしく滅多に人を噛んだりすることはありません。見た目がとても美しいので女性からの人気も高いペットです。飼育も簡単で今まで蛇を飼ったことがない方でも飼いやすい種類がたくさんいます。

餌も大人であれば週に1回あげていればいいので、世話もそんなに大変じゃなく、忙しい人でも飼いやすいのも蛇がペットとして人気な理由だと思います。

今回の記事では、初心者でも飼いやすい蛇と正しい飼育方法を紹介するので、蛇を飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それでは、初心者でも飼いやすい蛇と正しい飼育方法を紹介するので、蛇を飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

初心者でも飼いやすい蛇を紹介

蛇は正確がおとなしく凶暴な生き物じゃないので、想像しているよりも蛇の飼育は簡単です。

中には飼育が難しい種類の蛇もいますが、今まで爬虫類を飼ったことがない方でも簡単に飼育することができる種類の蛇もたくさんいます。

ちゃんと飼育設備を揃えて室温や湿度を管理しておけば簡単なことで病気になったりすることはありません。

蛇は意外に飼育が簡単なので、飼ってみたいと思う方は是非飼ってみてください。それでは初心者にオススメのヘビについて紹介します。

コーンスネーク

手に乗るコーンスネーク

コーンスネークは蛇の中では最も飼育が簡単な種類です。

飼育している人も多いので情報も多く飼育していて困ったことがあってもすぐに調べらることができます。

コーンスネークの体長は120〜150センチぐらいまで成長します。150センチと聞くと大きいように感じますが、基本的にとぐろを巻いているので、そこまで大きく感じません。

飼育ケージも60×45〜90×45センチぐらいのもので飼育することができます。コーンスネークを飼おう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!

コーンスネークの値段

値段は大体一万円ぐらいから販売されています。

モルフによって値段は違いますが、スノーなどの流通量が多いポピュラーなモルフであれば一万円前後から販売されています。飼育が簡単で繁殖も簡単に行うことができるので、様々なモルフが作られています。カラーバリエーションも豊富で、気に入ったコーンスネークを探して見るのも楽しいです。

飼育に慣れてきたら、繁殖に挑戦するのもいいと思います。飼育例や繁殖例が多く、書籍なども多数販売されているので、飼育するときに困ることはほとんどないと思います。

コーンスネークの性格

性格もおとなしく、めったなことでは人を噛んだりすることもないので、女性の人でも安心して飼育することができます。

ただ、コーンスネークの顔の前で手などをプラプラさせていると餌と間違えて噛みついてしまうことがあるので注意しください。コーンスネークの飼育方法については、コーンスネークを飼おう!コーンスネークの値段・特徴・飼育方法を紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

購入するときの注意点

色々な見た目のコーンスネークがいるので、自分の気に入った個体を見つけることができると思います。

ただ、コーンスネークの種類によっては体が弱い種類もいるので注意してください。個人でも繁殖ができるぐらい繁殖が簡単なので、色々なモルフが作られています。

新しいモルフも色々出てきているので、安心して飼育したいと思うなら、オーソドックスなモルフを購入するのがいいと思います。

爬虫類は基本的に寒さに弱いのですが、コーンスネークはその中でも寒さに強い爬虫類です。

体も丈夫で寒さにも強いので飼育はしやすい種類です、モルフも多く美しい蛇なので初めて蛇を飼ってみたいと思う人にはとてもオススメです。コーンスネークのモルフについては、コーンスネークってどんな種類がいるの?色々な種類(モルフ)を紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

カリフォルニアキングスネーク

カルフォルニアキングスネーク

カリフォルニアキングスネークもコーンスネークに並んで人気の高い種類です。カリフォルニアキングスネークも蛇の入門種として人気があります。

『カリキン』と略されて呼ばれたりすることもあります。

カリフォルニアキングスネークは何でも食べることで有名です。哺乳類や鳥類の他に他の種類の蛇まで食べてしまうので、蛇の王様ってことで『キング』という名前が入っています。

カリフォルニアキングスネークの体長

カリフォルニアキングスネークは大体150センチぐらいまで成長します。

細身の蛇なので、60センチ水槽で飼育することが可能です。体が細いのでちゃんと蓋をしておかないと脱走してしまうことがあるので、爬虫類用のケージを使う方がいいと思います。

脱走させないように注意していても、飼育に慣れて油断している時に脱走されてしまうことがあるので、十分に注意してください。ベビーの頃はプラケースで飼育するのがおすすめです。

カリフォルニアキングスネークの値段

カリフォルニアキングスネークもコーンスネークと同じで1万円前後で購入することができます。

モルフによって値段は変わりますが、一万五千円前後であればオーソドックスなモルフから気に入ったものを選ぶことができます。

値段も安いので初めて飼う方にはいいと思います。

カリフォルニアキングスネークの性格

性格もおとなしく滅多なことで人に噛み付いたりすることはありません。

ただ、コーンスネークよりも動きが活発な個体が多いので餌をあげる時に噛まれてしまことがあるので注意してください。

コーンスネークと同じで顔の前で手をプラプラさせるたりすると餌と間違えて噛んでしまうことがあるので注意してください。

大きな手に噛み付くと飼い主が怪我をするのはもちろんですが、牙を外す時に蛇に怪我をさせてしまうことがあるので十分に注意しましょう。

購入する時の注意点

カリフォルニアキングスネークは固体によっては、よく噛む固体がいます。

動くものなどにすぐに噛み付く固体は人にも噛みつきやすいので、購入する前におとなしい個体かどうかを確認しておくのがいいと思います。

環境の変化によって落ち着かなくなってしまい怒りっぽくなる固体もいます。迎えたばかりは神経質になっているので、ハンドリングをする場合は落ち着いてからにしましょう。

コーンスネークの方がカリフォルニアキングスネークよりも大人しいので噛まれるのが嫌な人はコーンスネークを選ぶようにしましょう。

噛む前に尻尾を震わせて音を出します。これは威嚇の音なので、その時に無理に触らなければ噛まれることはありません。

革手袋をしていれば噛まれても痛くないので、噛みやすい個体を飼育する場合は皮の手袋を用意するのがおすすめです。

カリフォルニアキングスネークはコーンスネークと同じでカラーバリエーションも豊富なので、色々な種類のカリフォルニアキングスネークを見てみるのも楽しいです。

ボールパイソン

ボールパイソン

ボールパイソンはコーンスネークやカリフォルニアキングスネークに比べて神経質なので飼育は少し難しくなりますが、初めて蛇を飼育する方でも飼育することができます。ボールパイソンの特徴・飼育方法・飼育設備を紹介!!

ボールパイソンの体長

ボールパイソンは120〜180センチぐらいまで成長します。

コーンスネークやカリフォルニアキングスネークに比べると大きな蛇になります。太さもあるので、コーンスネークやカリフォルニアキングスネークよりも大きくて迫力があります。

コーンスネークやカリフォルニアキングスネークの場合は60×45センチの飼育ケージで飼育することができますが、ボールパイソンを飼育する場合は90センチの飼育ケージを用意するようにしましょう。

ボールバイソンの値段

ボールバイソンもオーソドックスなモルフであれば値段は安く1万円以下で購入することもできます。

ただ、安すぎる個体は飼育環境が悪く体調を崩していることがあります。個体の健康は繁殖されている環境にも影響されます。安すぎるなと思う場合はちゃんと元気な個体かを観察してから購入するようにしましょう。

ボールパイソンの性格

ボールパイソンはおとなしい性格なので、まず人を噛んだりすることはありません。

ただ、性格がおとなしく臆病な性格なので、拒食症になってしまうことが他のヘビに比べて多いです。飼育環境が変わったばかりだと神経質になってしまってエサを食べなくなったり、季節の変わり目などにエサを食べなくなったりすることがあります。

ボールバイソンを飼育する時に気をつけること

ボールバイソンはコーンスネークやカリフォルニアキングスネークに比べると神経質で拒食になりやすいと言われていますが、全ての個体がなるわけではなく、ほとんどの個体は問題なく飼育することができると思います。

ボールバイソンを飼育する場合は室温をちゃんと管理して、与える餌が半解凍になっていないかを毎回確認するようにしましょう。

もし、餌を食べないようになったら飼育環境を見直しましょう。何か拒食になってしまう原因があると思います。ストレスを感じやすい環境だと拒食になってしまうので注意してください。

セイブシシバナヘビ

シシバナヘビ

セイブシシバナヘビは大人しくて飼育しやすい蛇です。鼻が尖っていて上を向いているのが特徴の蛇で、他のヘビにはない珍しい見た目をしているので人気が高いです。

セイブシシバナヘビは毒を持っていますがそれほど強い毒ではありません。セイブシシバナヘビの唾液に毒が含まれているので、何度も噛まれることによって、傷口から毒を注入します。なので、一回噛まれただけでは毒は注入されないので心配ありません。

何度も噛まれると神経毒によって傷口が腫れたり痛むので何度も噛まれないようにしましょう。基本的におとなしいヘビなので、人を噛むことはほとんどなく毒性も弱いので心配しなくても大丈夫です。

毒を持たない蛇は餌に巻き付いて捕食しますが、シシバナヘビは毒を持っているので、何度も餌を噛んで捕食します。もぐもぐと餌を噛む姿はとても可愛いのでペットにオススメです。シシバナヘビの飼育方法や特徴・毒性・飼育に必要な設備を紹介!!

セイブシシバナヘビの体長

体長は40〜80cmほどです。オスよりもメスの方が大きくなるので、大きな個体を飼育したい場合はメスを選びましょう。

オスの場合は最大でも60cmほどまでしか成長しません。体長の小さいヘビなので、小さめのプラケースで飼育することができます。

セイブシシバナヘビの値段

他のヘビに比べて少し高く1万5千円ほどで販売されることが多いです。爬虫類の販売イベントに行ってみると様々なモルフの中から選ぶことができ、値段も比較的安く販売されています。

蛇を飼育する時に必要なもの

ヘビは変温動物なので、飼育する場合はしっかりと温度と湿度を管理して飼育する必要があります。

温度が低いと消化不良になってしまったり、餌を食べなくなってしまいます。また、湿度が低いと脱皮不全になってしまうので、飼育する際はしっかりと飼育環境を整えて飼育するようにしましょう。

飼育ケージ

蛇を飼育する時は蛇の体長の半分ぐらいのサイズの飼育ケージを用意しましょう。

蛇はとぐろを巻いてじっとしているので、そこまで大きな飼育ケージは必要ありません。

飼育ケージが大きと室温を管理するのが大変なので適切なサイズの飼育ケージで飼育するようにしましょう。蛇がまだ小さい時はプラケースで飼育するのがおすすめです。飼育ケージについては、飼育ケージは何がいいの?爬虫類の飼育にオススメのケージを紹介で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

パネルヒーター

室温を管理するためにもパネルヒーターを用意するようにしましょう。

蛇のサイズが大きくなって大きな飼育ケージで飼育するようになったら出力の大きな保温器具が必要になります。

パネルヒーターよりも暖突の方が出力が高く大きなケージ内を暖かくすることができるので飼育ケージが大きくなったら暖突を設置するのがおすすめです。

パネルヒーターの真上が28度前後でも、飼育ケージ内の空間は20度以下だったりすることがあります。空間の気温が低いとヒーターの上から動かなくなって、餌も食べずにじっとするようになってしまいます。なので、ちゃんと温度計を設置して空間の温度を確認するようにしましょう。

冬場気温が低くなってくるとパネルヒーターだけでは温度を維持することができなくなります。室温が低い場合はパネルヒーターの他に保温球や暖突などを組み合わせて温度を管理してください。

床材

床材は木材のチップ系のものを選ぶのがいいと思います。木材のチップ系の床材は匂いを吸収する能力が高いので、他の床材に比べて蛇の飼育にオススメです。

新聞紙やキッチンペーパーを床材に使うことができますが、匂いを吸収しないので木材のチップ系の床材を購入するのがいいと思います。

水入れ

水入れは蛇の全身が入るぐらいのサイズのものを選びましょう。

基本は飲み水用ですが、脱皮前や暑い時に体の皮をふやかすために水浴びをすることがあります。なので、水入れは少し大きなものを用意いするようにしましょう。

温度・湿度計

健康に飼育するためには温度と湿度をちゃんと管理する必要があります。

温度が低いと拒食や消化不良になってしまい、湿度が低いと脱皮不全になってしまうので、ちゃんと温度・湿度系を設置して温度を湿度を管理するようにしましょう。

シェルター

ヘビは隠れられる場所がないと落ち着くことができません。

シェルターは体がすっぽりがいるぐらいの大きさのもので、少し狭い方が安心します。シェルターがあると脱皮をする際の取っ掛かりになるので、つるっとした作りのものより、石をモチーフにしたシェルターの方がおすすめです。

ピンセット

餌を与える際に必要になります。

手から与えるのは危険なので、ヘビを飼育する場合はピンセットを用意してください。ピンセットは爬虫類用の木製のものがおすすめです。

金属製の先が尖っているものだと餌を食べるときに怪我をしてしまうので気をつけてください。

蛇の餌について

蛇の餌はピンクマウスが基本的です。

ピンクマウスは意外に安く、1ヶ月の餌代は五百円ぐらいに抑えられます。飼育している蛇のサイズに合わせてマウスの大きさを選ぶようにしましょう。

1年ぐらい飼育して蛇が大きくなった場合は大きなピンクマウスかアダルトマウスを与えるようにしましょう。

餌の大きさは飼育している蛇の胴と同じぐらいのサイズがいいと言われています。

ピンクマウスの解凍方法やピンクマウスを与える時の注意点を紹介

餌の与え方について

ヘビを飼育する場合は冷凍の餌を与えて飼育します。

冷凍されているので、しっかりと解凍してから与えないと消化不良や吐き戻しの原因になります。

餌を解凍する場合は冷凍されたピンクマウスやウズラを袋に入れて、40〜60度ぐらいのお湯につけてゆっくりと解凍してください。

解凍したらシェルターの近くに餌をおいておくと勝手に食べてくれます。置き餌をしても食べてくれない場合はピンセットで餌をつまみ顔の前で揺らして食べさせてください。

ヘビの脱皮について

ヘビは脱皮前になるとあまり動かなくなったり、水入れに使っている時間が長くなったりします。

脱皮をする際はシェルターなどに体を擦り付けながら脱皮をします。ただ、飼育下ではうまく脱皮ができないことが多いです。部分的にしか脱皮ができず、皮が残ってしまうのを脱皮不全と言います。

脱皮不全になる原因はケージ内の乾燥や脱皮をする際の取っ掛かりになるものが少ないなどがあげられます。

脱皮不全を放置していると皮が残った部分が壊死してしまうことがあるので、獣医さんに診てもらうか自分で脱皮を手伝ってあげてください。

自分で手伝う場合はぬるま湯で皮を湿らせてから優しく向いてください。脱皮を促進させるスプレーも販売されているので心配な場合は用意しておきましょう。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

ヘビの飼育方法

Posted by hachuarium