クサガメの餌は何がいい?餌の与え方や頻度、与えてはいけない餌について紹介!!
クサガメは水棲のカメの中でも最も飼育が簡単でペットとしてよく飼育されているカメです。雑食性のカメなので餌は色々なものを食べてくれて、飼育も簡単なので、初めてカメを飼育する方でも飼いやすい種類です。今回の記事ではクサガメにオススメの餌と与える餌の頻度や量などを紹介します。
クサガメは日本国内に生息しているカメで、水棲のカメの中でも最も飼育が簡単なので、初心者の人にもオススメのカメです。
昔から人気の高いカメで、よく飼育されている種類なので、販売されている餌の数も多く何を使えばいいのか迷う人も多いと思います。飼育も簡単なカメで雑食性ですがなんでも与えていいわけではありません。
今回の記事ではクサガメにオススメの餌と与える餌の頻度や量を紹介するので、クサガメを飼育している方はぜひ読んでみてください。
クサガメに与えてはいけない餌
野生のクサガメは小さな魚や水中に生息している昆虫や水中に落ちた昆虫などを食べています。だだ、雑食性なので、どんなものでも食べます。
どんなものでも食べるので、色々と餌を与えてみたくなるかもしれませんが、与えてはいけない餌も多いので気をつけてください。
まずは簡単に与えてはいけない餌を紹介します。
金魚の餌
金魚の餌はカメも良く食べるので、金魚の餌で飼育する人も多いですが、金魚の餌とカメの餌では成分がだいぶ違います。
なので、カメを飼育する場合はカメ用の人工餌を与えるようにしましょう。
煮干しや生き餌
煮干しや川エビなどもクサガメは好んで食べます。好んで食べるのであげたくもなりますが、あげすぎていると人工餌を食べなくなってしまうことがあります。
生涯生き餌で飼育する場合は生き餌を与えてもいいと思いますが、生き餌は値段も高いので、人工餌で飼育をして、たまに煮干しや川エビなどを与えるのがいいと思います。
生き餌を与えすぎると人工餌を食べなくなってしまうことがあるので、生き餌はあまり与えないようにするのがオススメです。
脂肪分が多いもの
パンなど人間が食べる餌もよく食べますが、人間が食べられるものは脂肪分も多い与えすぎてしまうと脂肪が増えすぎて病気になってしまいます。
たまに与えるだけならいいですが、毎日与えていると病気になってしまうので気をつけてください。
塩分が多いものも与えていると病気になってしまうことがあるので、脂肪分以外にも塩分にも気をつけるようにしましょう。
クサガメに必要な栄養素について
クサガメを健康的に飼育するためには必要な栄養素をしっかりと与える必要があります。
カメの飼育にどういった栄養素がどれだけ必要なのかは詳細にはわかっていませんが、必要と考えられている栄養素について簡単に紹介します。
タンパク質
カメや爬虫類の餌はタンパク質が主成分になっていています。タンパク質は筋肉などの体を作るために必要なほか、血液を作るために必要な栄養素です。
ビタミン
ビタミンは体の中で他の栄養素と作用して体を作るために必要な成分です。カメを飼育する際に特に必要な栄養素で、ビタミンDが不足すると甲羅や骨をちゃんと作ることができなくなってしまいます。
ビタミンは餌から摂取する以外にも日光浴をすることで体内で合成するので、クサガメを飼育する場合はちゃんと日光浴ができるようにしましょう。
カルシウムとリンのバランスについて
カメや爬虫類を飼育する特に気をつけるように言われているのが、カルシウムとリンのバランスです。
カルシウムは甲羅や骨を形成するために必要な栄養素でリンの割合が多いと甲羅や骨がちゃんと形成されない病気になってしまいます。
クサガメを飼育する場合はカルシウム2〜3に対してリン1の比率が理想と言われています。ミルワームなどリンの割合の多い餌を与えすぎると病気になってしまうので注意してください。
クサガメにオススメの餌
人工餌
クサガメはホームセンターなどで販売されているカメ用の人工餌で問題なく飼育することができます。
カメ用の人工餌なので、栄養バランスが考えられていて、とても使いやすい餌です。人工餌は大きさが様々あるので、飼育しているクサガメの大きさに合わせて用意するようにしましょう。
ただ、餌によっては餌の食いが悪かったり、餌を食べなかったりすることがあります。なので、安すぎるものよりは少し値段も高いものを選ぶのがいいと思います。
オススメなのがテトラのレプトミンです。嗜好性も高く食いのいい餌なので、クサガメの飼育にオススメです。
レプトミンとレプトミン・ミニがあります。飼育しているクサガメが小さい場合はレプトミン・ミニを使うのがいいと思います。
餌の食べ残しがあると水槽の水も汚れやすくなってしまうので、餌は食べ残しが出ないように適量与えるようにしましょう。
水質の悪化にも強いカメですが、水質が悪くなりすぎると病気になってしまうので、水質が悪化しないように気をつけてください。亀の飼育方法とは?亀の飼育に必要な設備・餌・日常の管理を紹介!!
冷凍赤虫
冷凍の赤虫などがペットショップで販売されています。
赤虫は人工フードよりも嗜好性が高いので、クサガメが餌を食べない時や元気がなく食欲が落ちている時などに与えるのがオススメです。
冷凍されているので、そのまま与えてしまうとお腹を壊してしまい、消化不良になってしまうので、ちゃんと解凍してから与えるようにしましょう。
クリル
クリルは川エビを乾燥させた餌です。
カルシウムが豊富なので、たまにおやつとして与えるのがオススメです。クリルも人工餌に飽きてしまったときになどに与えるとよく食べてくれます。
クサガメの餌の与え方
どのぐらいの頻度でどのぐらいの量を与えればいいのでしょうか?
クサガメは餌を与えれば与えるだけ食べてしまうので、与えすぎには注意してください。餌を与えすぎると肥満になってしまって、腸閉塞などの病気になってしまうことがあります。
太りすぎないように、餌は1日に2回ひとつまみ程度与えるのがいいと思います。夏場は餌もよく食べますが、冬になって寒くなってくると餌を食べる量も少なくなるので、気持ち少なめにしましょう。
甲長が5cmほどまでの小さいクサガメを飼育する場合は必要な栄養素も多いので、1日3回ほどひとつまみ程度餌を与えるようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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