リクガメの飼育にシェルターは必要?シェルターの必要性を紹介
リクガメを飼育する場合はシェルターを用意した方がリクガメがリラックスすることができます。今回の記事ではリクガメを飼育する場合のシェルターの必要性を紹介します。
リクガメの飼育について紹介している本などを読んでみても、シェルターを用意した方が望ましいと書かれています。
絶対に必要というわけではありませんが、シェルターがあった方がリクガメが安心して暮らすことができるので、リクガメを飼育する場合はシェルターを用意するのがいいと思います。
今回の記事では、リクガメを飼育する場合のシェルターの必要性を紹介するので、リクガメを飼っている方はぜひ読んでみてください。
シェルターの役割
リクガメには穴を掘ってシェルターを作る種類もいます。
穴を掘って体がすっぽり入るぐらい床材を入れることができる場合はシェルターを設置する必要はありませんが、そこまで床材を入れることができない場合はシェルターを設置するようにしましょう。
まずは簡単にシェルターの役割について紹介します。
リクガメが安心できる
シェルターを設置することで、リクガメは安心して暮らすことができます。
リクガメは基本的に夜になるとシェルターに入って眠ります。日中もシェルターに入って休んでいることもあります。
種類にもよりますが、野生のリクガメも土を掘ってシェルターを作って、その中で過ごしています。シェルターを入れると、1日のほとんどをシェルター内で過ごしているので、やはりシェルターは安心できる空間なのだと思います。
飼育していても、外敵から身を守りたいといった本能は変わらないので、リクガメが安心することができるようにシェルターを入れて上げるのがいいと思います。
雨や風から身を守る
リクガメを屋外で飼育する場合はシェルターを用意して、急な雨などから身を守れるようにする必要があります。
大きなリクガメの場合は犬小屋などを使うこともありますが、大きな爬虫類用のシェルターを使用することもできます。
台風や風が強い時などは室内に入れてあげた方がいいですが、多少の雨であれば外で飼育していても問題ありません。シェルターを置いておいてあげることで、暑い時や雨や風がある時はシェルターに避難することができます。
屋外にシェルターを設置する時は、日陰に設置するようにしてください。シェルターによっては太陽の光を吸収して、シェルター内が熱くなってしまうことがあります。
リクガメは温度に敏感なので、暑ければシェルターに入らないですが、シェルターで休むこともできなくなってしまうので、シェルターが高温にならないように気をつけてください。
犬小屋などであればそれほど温度が高くなることもありませんが、岩を使っているシェルターだと高温になりやすいので注意してください。
爪とぎになり
リクガメには穴を掘ってシェルターを作る種類がいます。穴を掘る種類のリクガメは穴を掘ることで爪を削って爪とぎをします。
シェルターがあるとシェルターに入ってガリガリと壁を引っ掻いて爪とぎをします。なので、ダンボールだどでシェルターを自作するとすぐにボロボロになってしまいます。
シェルターはリクガメの爪とぎにもなるので、ある程度硬さのあるものを選ぶのがいいと思います。
リクガメのシェルターの大きさについて
最低でもリクガメがシェルターに入って、方向転換ができるだけのサイズが必要になります。リクガメの成長はそれほど早くありませんが、あらかじめ少し大きなものを用意するのがいいと思います。
ただ、大きすぎるとリクガメが安心することができないので注意してください。リクガメのベビーを飼育する場合は幅15〜20cmほどあれば問題ありません。
ベビーを飼育するときに使っていたシェルターが手狭になったら大きなものに交換するようにしてください。
大きなリクガメを飼育する場合は大きなシェルターが必要になります。体長の1.5倍ほどの幅のシェルター を自分で作るか、犬小屋を代用するのがいいと思います。
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