リクガメを繁殖させよう!リクガメの基本的は繁殖方法を紹介!!
リクガメは繁殖されることもできますが、繁殖させる場合には注意も必要です。今回の記事では、リクガメの繁殖方法について紹介します。
リクガメはペットとして人気の高い爬虫類で、飼育が簡単な種類も多いので、飼ってみたいと思う方も多いと思います。
リクガメは種類によっては寒さにも強く、飼育も簡単で、しっかりと飼育スペースを用意することができれば、繁殖させることもできます。
今回の記事ではリクガメの繁殖方法について紹介するので、リクガメを繁殖させたい場合はぜひ読んでみてください。
リクガメのオスとメスを用意する
繁殖させるためにはオスとメスのリクガメを用意する必要があります。ただ、リクガメは幼体の時にオスメスを区別することができず、飼育下では3年以上飼育して成熟しないとオスとメスを区別することができません。
なので、繁殖を目的にして子ガメを購入しても大人になったら、ペアにならないなんてこともあります。
また、成熟したオスとメスを用意しても交尾するとは限りません。なので、リクガメを繁殖させる場合はメス4匹にオス2匹など複数のペアで飼育するようにしましょう。
複数のペアで飼育しなければいけないので、ある程度飼育スペースがないと安全に飼育することができません。
飼育スペースが狭いとオス同士で喧嘩をしてしまったりもするので、複数で飼育する場合は喧嘩が起きないように日々チェックして、喧嘩をしたらすぐに隔離するようにしましょう。
産卵床を用意する
リクガメの大きさに合わせて産卵床を用意しましょう。
衣装ケースなどに腐葉土や培養土などをブレンドした土を入れましょう。小さいリクガメであれば15cm程度の深さでもいいですが、大きな種類のリクガメの場合はリクガメの甲羅と同じがそれ以上の深さが必要になります。
産卵床の土は柔らかすぎるとメスが穴を掘っているときに崩れてしまい、固すぎると掘ることができません。なので、産卵床の土はある程度固めて、少し掘っても崩れないようにしましょう。
気温が低い場合は産卵床にはスポットライトなどを使って温めて起きましょう。保温していると土が乾燥してしまうので定期的に霧吹きをするようにしましょう。
産卵が近くなると落ち着きがなくなり、シェルターや壁に何度もぶつかったり、土を掘る仕草をするようになります。
なので、交尾をしたら産卵の兆候がないかを確認して、土を掘るなどの兆候が見えたら産卵床にリクガメを入れたり、いつでも産卵床に入れるようにしておきましょう。
卵を孵化させる
自然に孵化することはないので、深きを使って孵化させるか孵化できるように湿度と温度を管理する必要があります。
産卵した卵を取り出すときは慎重に取り出してください。取り出すときに卵の上下がわからなくなってしまうとちゃんと孵化しなくなってしまうので、上下がわかるようにマジックで印をつけておいてください。
孵化器に入れるときは上下が逆にならないように3cm程度感覚を開けておいていってください。孵化器の中の温度は27〜30度前後で安定させて、湿度は60〜70%ぐらいになるようにしましょう。
孵化するまでの日数は周囲の気温によって変わります。温度が高いほうが早く孵化します。リクガメの種類にもよりますが、孵化するまではだいたい2ヶ月ぐらいかかります。
孵化までに時間がかかるので、しっかりと今期良く管理するようにしましょう。
子ガメの飼育方法
幼体は体調を崩しやすく病気にもなりやすいので飼育する際は注意してください。
また、幼体は甲羅も柔らかいので、持ちづらく暴れられると落としてしまうこともあるので気をつけてください。大人のリクガメと一緒に飼育していると踏まれて怪我をしてしまうことがあるので、子ガメだけで飼育するるようにしてください。
室温は大人のリクガメよりもやや高めに設定して、昼夜で温度の差ができないようにしましょう。子カメにはヨーサックが付いてて、ヨーサックがなくなるまでは餌を食べません。2〜3日ぐらいすればヨーサックがなくなって餌を食べ始めるようになります。
餌は大人と同じものを食べます。与える量は子カメの甲羅と同じぐらい与えるようにしてください。餌は1日に3回ぐらい小まめに与えた方が元気に育ちます。最低でも1日2回餌を与えるようにしましょう。
栄養バランスが悪く、カルシウムやビタミンが不足すると甲羅が柔らかくなってしまうことがあります。繁殖個体だと甲羅が柔らかくなることが多いので、カルシウムが不足しないように気をつけてください。
飼育が簡単なリクガメについては下記の記事で紹介しているので、そちらも読んでみてください。
ペットにオススメのリクガメとは?飼いやすいリクガメの種類を紹介!!
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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