オバケトカゲモドキの特徴や生態、飼育方法を紹介!!

オバケトカゲモドキの特徴や生態、飼育方法を紹介!!オバケトカゲモドキ

オバケトカゲモドキはヒョウモントカゲモドキと同じトカゲモドキ科に分類されるヤモリでヒョウモントカゲモドキと似ていて可愛らしいヤモリです。

今回の記事ではオバケトカゲモドキの特徴と飼育方法について紹介します。

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でもペットとしてとても人気があります。ヒョウモントカゲモドキには様々な亜種があって見た目の似ているトカゲモドキもたくさんいます。

ヒョウモントカゲモドキと同様にペットとしても飼育しやすいので、ヒョウモントカゲモドキ以外のトカゲモドキを飼育したい方は色々な亜種を探してみるのも楽しいと思います。

今回の記事ではオバケトカゲモドキの特徴と飼育方法を紹介するので、オバケトカゲモドキを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。

ペットにオススメのヤモリについては下記の記事で紹介しているので、そちらの記事も読んでみてください。

ペットに人気のヤモリの種類を紹介!!

オバケトカゲモドキとは

オバケトカゲモドキはイラク北東部やシリア東部、トルコ南東部に生息しているヤモリです。

オバケトカゲモドキは主にイーラム、ケルマンシャー、フゼスタンで採取されていて、ワイルド個体は販売されるときに採取場所によって区別して販売されています。

採取場所によって体色が多少異なるだけで飼育方法は同じです。ワイルド個体の他にも近年では海外で繁殖された個体が流通するようになりました。

オバケトカゲモドキの体長について

オバケトカゲモドキはダイオウトカゲモドキの次に体長が大きく成長する種類で、最大で30cmほどまで成長すると言われています。

ヒョウモントカゲモドキのジャイアントよりも大きく成長するので、もっと大きなサイズのトカゲモドキを飼育したい方にはいいと思います。

オバケトカゲモドキの寿命について

オバケトカゲモドキの寿命はヒョウモントカゲモドキと同様に10〜15年ほどになります。ヒョウモントカゲモドキ同様に寿命の長い生き物なので、飼育する際は最後まで飼いきれるかよく考えてから飼育するようにしましょう。

オバケトカゲモドキの販売価格について

オバケトカゲモドキはヒョウモントカゲモドキとは違い流通量が少ないので値段は高いです。

ショップによって値段は様々ですが、だいたい10万円前後で販売されることが多いです。ペアで販売されていることが多く、ペアだと20万円ぐらいで販売されています。

生息している環境はヒョウモントカゲモドキと同じなので、飼育方法や繁殖方法はヒョウモントカゲモドキと同じです。

流通量が少なくて値段も高いので、爬虫類の飼育に慣れている方は繁殖に挑戦してみるのもいいと思います。

オバケトカゲモドキの飼育方法

オバケトカゲモドキは飼育に関する情報が少ないですが、生息している環境はヒョウモントカゲモドキと同じなので、ヒョウモントカゲモドキと同様の環境で飼育することができると言われています。

ただ、オバケトカゲモドキは大きく成長するので、飼育する場合は60cmサイズの飼育ケージで飼育するのがいいと思います。

床材を入れて飼育するのもいいと思いますが、誤食してしまうと腸閉塞になることがあります。コオロギなどの餌をそのまま飼育ケージに入れる場合は床材を誤食することもあるので注意してください。

オバケトカゲモドキはヒョウモントカゲモドキと同様に昆虫を主食としているので、コオロギやデュビアなどの生き餌やレオパ用の人工餌を与えて飼育するのが一般的です。

ヒョウモントカゲモドキは人工餌も食べるので、オバケトカゲモドキも同様に人工餌に餌付くこともあると思います。体も大きくて食べる量も多いので、人工餌に慣れるなら慣れさせておくのがいと思います。

人工餌であれば昆虫を飼育することがなく、値段も安いので人工餌で飼育することができるなら、人工餌で飼育するのがいいと思います。ヒョウモントカゲモドキの飼育方法や特徴、飼育に必要な設備を紹介!!

オバケトカゲモドキの飼育に必要なもの

飼育に必要な設備について
  • 飼育ケージ
  • 保温器具
  • 床材
  • シェルター
  • 水入れ
  • 霧吹き

 

飼育ケージ

先ほども紹介しましたが飼育ケージは大きめのものを用意しましょう。

プラケースで飼育することもできますが、オバケトカゲモドキが大きくなったら大きめの飼育ケージに移すようにしましょう。

保温器具

オバケトカゲモドキを飼育する際は、レオパと同様に室温を下げないように保温器具が必要にです。

保温器具は暖突やパネルヒーターを用意しましょう。温度は25〜30度前後になるように調整してください。夏場は保温器具がなくても飼育することができますが、冬場は保温器具が必要になります。

床材

爬虫類用の床材の他にキッチンペーパーやペットシーツを使用することができます。掃除などのメンテナンスを楽にしたい場合はキッチンペーパーやペットシーツを使用するのがいいと思います。

サンド系の綺麗な床材も販売されているので、見た目が気になる場合はそういった床材を使用するのがオススメです。

シェルター

レオパ同様に夜行性なので、昼間は物陰に隠れています。オバケトカゲモドキが安心できるようにシェルターを用意しておきましょう。

お迎えをしたばかりで新しい環境だとストレスがたまりやすくなります。ストレスを溜めないようにシェルターが必要になります。

水入れ

水入れから水を飲まないこともありますが、水入れも用意しましょう。

水入れは爬虫類用のものも販売されていますが、100均などのお皿を使用するのもいいと思います。軽いものだとひっくり返してしまうことがあるので、ある程度重量のあるものを選びましょう。

霧吹き

ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は湿度を60%前後に保つ必要があります。湿度をあげるためにも霧吹きを用意して、毎日霧吹きをしてください。

水入れから水を飲まない場合でも、水滴を舐めて水分補給をするので霧吹きは忘れないようにしましょう。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。