アオダイショウが臭いのはなぜ?原因と匂いを出す理由を紹介!!
アオダイショウを触ると独特な匂いを出すことがあります。独特な匂いで臭いので、アオダイショウを飼育しようと思う人は、なぜ臭いを出すのか気になる人も多いと思います。今回の記事では、アオダイショウの臭いの原因や臭いを出す理由を紹介します。
アオダイショウは都市部にも生息しているので、蛇の中でも見分けることが多い種類です。
毒もなく性格もおとなしいので、触ったり捕まえたりすることができます。噛まれてもそれほど痛くないので、比較的安全な蛇です。ただ、捕まえると独特な臭いを出すときがあります。
今回の記事ではアオダイショウの臭いの原因や臭いをだす理由を紹介するので、ぜひ読んでみてください。
アオダイショウについて
アオダイショウは日本に生息している馴染みの深い蛇です。
名前の通り青みがかった緑色をしています。体色は地域によって違いがあり、茶色っぽい個体や黒っぽい体色をしている個体もいます。
アオダイショウは木登りがとても上手で、木の上や岩の隙間などを上手に移動します。
アオダイショウの性格について
アオダイショウはとても性格の大人しい蛇です。
大人しい性格をしているので、こちらが無理やり触ったりしなければ噛んでくることはありません。ただ、無理に触ったり強く掴むと噛まれてしまうことがあるので注意してください。
アオダイショウの大きさについて
アオダイショウの平均的な大きさは140cmほどです。最大だと2メートルを超えることがあつ日本最大級のヘビになります。
胴の太さは5cmほどまで成長するので、大きく成長したアオダイショウはとても迫力があります。
アオダイショウの臭いの原因
アオダイショウを捕まえると独特な臭いを出すことがあります。この臭いはアオダイショウの尻尾の付け根にある総排泄口付近にある臭腺と呼ばれる器官から出ています。
臭腺から褐色の液体を出して、この液体がとても臭いです。液体は霧状で分泌することもあります。この液体はただ臭いだけで、毒があるわけではありません。
ただ、すごく臭いです。青臭いような嗅いだ事のない独特な匂いをしています。また、アオダイショウを捕まえると手に絡みついてくるので、手に臭いが付きやすいです。
捕まえても噛まれることはほとんどなく、噛まれても毒もなくそれほど痛くない蛇ですが、臭腺から出る液体はとても臭いです。
噛まれてもそれほど痛くない蛇ではありますが、口の中に細菌が繁殖していることがあるので、噛まれた場合はよく洗ってから消毒をするようにしましょう。
アオダイショウが臭いを出す理由
アオダイショウの臭いは仲間に危険を知らせたり、敵に対して液体を噴射して危険を回避したりするためだと言われています。
危険から身を守るために臭いを出していると言われています。アオダイショウは危険を感じたりストレスを感じたりすると臭腺から臭い液体を出します。
人間でも臭いと感じるので、鼻のいい動物からしたらとてもくさいと思います。アオダイショウは飼育することができる蛇ですが、ストレスを与えてしまうと臭いを出すことがるので気をつけてください。
飼育下での臭いについて
蛇の中でペットとして人気の高いコーンスネークはアオダイショウのように臭いは出しません。
ただ、蛇の種類によっては他にも臭いを出す蛇がいます。アオダイショウの他には、シロマダラやアカマタもかなりキツイ匂いがします。
警戒したりストレスを感じると臭いを出すので、飼育を始めたばかりで、飼育環境に慣れていないと匂いを出すことがあります。
ただ、基本的には捕まえたときだけで、飼育環境に慣れて、警戒されないようになると臭いを出さないようになります。
野生個体の方が飼育環境に慣れづらいので、アオダイショウを飼育する場合は繁殖個体を購入するか、幼蛇から飼育するようにするのがいいと思います。
飼育下でも無理矢理ハンドリングをすると臭いを出してしまうことがあるので、無理矢理触ったりしないようにしましょう。
普通に飼育しているだけでは、臭いを出すことはないので、問題なく飼育することができます。
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