トゲヤマガメの特徴と飼育方法、販売価格や餌などを紹介!!
トゲヤマガメは海外でもペットとして人気のカメです。甲羅がトゲトゲしていて、かっこいいので、飼ってみたいと人も多いと思います。今回の記事ではトゲヤマガメの特徴と飼育方法を紹介します。
トゲヤマガメは甲羅の縁がトゲトゲになっていて、独特な形状をしているので、海外ではペットとして人気の高いカメです。
ただ、大人になるにつれてトゲは小さくなっていき、成体になるとシルエットが残る程度になります。成長しても22cm程度なので、60cm水槽で飼育することができます。
今回の記事では、トゲヤマガメの特徴と飼育方法について紹介するので、トゲヤマガメを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
トゲヤマガメの特徴
トゲヤマガメはタイ、インドネシア、ミャンマー東部、マレーシア南部、など東南アジアに広く生息しているカメです。
幼体の時には甲羅の縁がトゲトゲしていて、とてもかっこいい見た目をしています。幼体の時はとても綺麗な赤色をしていますが、成体になると発色は落ち着いて行きます。
野生のトゲヤマガメは標高の低い山地や熱帯雨林の水辺に生息していて、基本的には陸地で生活をしています。
陸生の強い亀ですが、リクガメのように乾燥に強いわけではないので、飼育する際は陸地と水辺を作って湿度が下がらないように注意してください。
トゲヤマガメをひっくり返すとお腹に綺麗な放射線状の模様があります。寿命は20〜30年と言われています。ただ、リクガメや水棲のカメに比べて飼育が難しいので、寿命まで飼育するのは大変です。
トゲヤマガメの販売価格
トゲヤマガメはあまり流通していなく、稀少性も高いですが、値段は安く1〜2万円前後で販売されていることが多いです。
国内ではあまり人気がないので、ペットショップで販売されていることはほとんどありません。トゲヤマガメを飼育したい場合は爬虫類の販売イベントなどに行って探してみるのがいいと思います。
トゲヤマガメの飼育方法
最初にも紹介しましたが、トゲヤマガメは体長がそれほど大きくなく、最大でも22cm程度まで成長しません。
なので、60cm水槽で飼育することができます。温度は25度前後でキープして、弱めの紫外線ライトを設置しておきましょう。
他にも日光浴をするので、バスキングライトを設置して、ホットスポットは30度前後になるようにしましょう。
トゲヤマガメは気温の変化に弱い種類なので、夏場でも気温が高くなりすぎないように注意しましょう。また、低温にも弱いので温度の管理には十分注意してください。
水槽内には陸地と水場を半々ぐらいになるようして、水場は甲羅が浸かれるぐらいの水深にしましょう。
飼育水も低音になりやすいので、水中ヒーターを設置して水温が低くなりすぎないようにしましょう。
テラリウムでは水量を多く摂ることができないので、水が悪くなりやすいです。なので、週に1回は水換えをするようにして、水質を清潔に保つようにしましょう。
トゲヤマガメの餌について
トゲヤマガメは植物性の強いカメで野菜やフルーツを食べます。
なので、飼育する場合も野菜やフルーツを与えるようにしましょう。おすすめなのは、小松菜やチンゲンサイやトマトです。
カメ用の人工餌を食べる個体もいるので、人工餌を食べるなら、人工餌で飼育するのがいいと思います。また、飼育下ではカルシウムが不足しやすいので、餌にはカルシウム剤を添加してから与えるようにしましょう。
トゲヤマガメは中々餌を食べないことがあります。トゲヤマガメはトマトが好きなので、餌を食べない場合はトマトを与えるのがいいと思います。
飼育する際の注意点について
熱帯雨林などに生息しているカメで紫外線の弱い環境に生息しています。
なので、紫外線ライトは弱いものを使用することになります。紫外線ライトは試用期間が長いと少しずつ紫外線の量が下がってきます。
紫外線量は目で見てわかるものではないので、紫外線ライトは定期的に交換するようにしましょう。
また、トゲヤマガメは餌を食べる量も多く、フンの量も多いです。数日掃除をしないとすぐに不衛生になってしまうので、水換えやケース内の掃除を忘れないようにしましょう。
フンをちゃんと取り除いていても床材は少しずつ汚れてしまうので、数ヶ月に1回は床材を新しいものに交換するようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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