レオパってなつく?ヒョウモントカゲモドキがなつくのかや慣れさせ方を紹介!!
ヒョウモントカゲモドキはとても可愛くペットとしても人気の高い種類の爬虫類です。とても可愛い爬虫類ですが、犬や猫のように飼い主になつくことはありません。今回の記事では、ヒョウモントカゲモドキがなつくのかと人間への慣れさせ方について紹介します。
ヒョウモントカゲモドキは飼育も簡単な種類で、見た目もカワイイのでとても人気が高いです。
今まであまり取り扱っていなかったペットショップでも取り扱いが増えていたるするのを見ると、どんどん人気が上がっているのを感じます。とても可愛らしい見た目をしていますが、犬や猫のように人間に懐くことはありません。
人間とのスキンシップはレオパにとってストレスになってしまうんで、扱いには注意が必要です。
今回の記事では、ヒョウモントカゲモドキがなつくのかと人間に慣れさせる方法を紹介するので、レオパを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
飼育方法は、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
ヒョウモントカゲモドキを飼おう!ヒョウモントカゲモドキの飼い方を紹介!!
レオパについて
レオパとはレオパードゲッコーの略称で、和名ではヒョウモントカゲモドキと言います。
ヒョウモントカゲモドキは名前の通り豹紋(ひょうもん)が特徴的です。ヒョウモントカゲモドキにはまぶたがあり、ヤモリのように壁に張り付くことはできないので、トカゲに似ていますが、分類ではヤモリの仲間になります。
ヒョウモントカゲモドキはペットとして人気があるので、繁殖が盛んに行われていて、様々な模様のモルフがいます。様々な体色や模様のヒョウモントカゲモドキがいて、飼育も簡単なのでペットとしてとても人気があります。
昼行性の爬虫類を飼育する場合はバスキングライトと紫外線ライトが必要になりますが、ヒョウモントカゲモドキは夜行性のヤモリなので、紫外線ライトやバスキングライトがいらないので、必要な飼育設備も少なくて済みます。
レオパってなつく?
ペットをお迎えするなら懐いてくれる方がいいという方も多いと思いますが、結論から言えば、レオパは人間になつく事はありません。
レオパは犬や猫のように人との触れ合いを喜ぶ事はありません。
レオパはハンドリングすることができますが、決してハンドリングされることを喜んでいるわけではないので、ハンドリングする際は長時間しないようにしましょう。
ヒョウモントカゲモドキは犬や猫の様に飼い主になつくことはありませんが、ヒョウモントカゲモドキは学習能力があるので、飼育しているうちに飼い主に慣れてきます。
個体によっては近づいたたげて餌がもらえると思って近づいてきたり、ケージを開けると近づいてくるヒョウモントカゲモドキもいます。
レオパを慣れさせる方法
レオパは犬や猫のように飼い主に懐く事はありませんが、餌を与えたりなど飼育をしていると人間に慣れて怖がらなくなってくれます。
簡単にヒョウモントカゲモドキを飼い主に慣れさせる方法を紹介します。
大きな音を出さない
レオパを慣れさせるためにはなるべく大きな音や衝撃を与えないようにしましょう。
レオパは臆病な生き物なので、ケージを叩いたり揺らしたりすると怖がってシェルターからなかなか出てきてくれなくなります。
ヒョウモントカゲモドキの様子を見たいからとシェルターを動かしたり、ケージを叩いたりするとストレスになってしまうので気をつけてください。
人がよく通る場所やテレビの横などにケージを設置しているのもストレスになってしまうので、飼育ケージはなるべく静かで落ち着ける場所に設置してください。
餌を直接与える
餌をピンセットから直接与える事で、人間が近づくと餌がもらえると思って近づいてきてくれるようになります。
ヒョウモントカゲモドキに給餌をする場合はコオロギなどの生き餌をケージ内に入れて食べてもらう方法もあります。ケージ内に生き餌を入れて食べてもらう方法だと、ヒョウモントカゲモドキが餌を食べる前にカルシウム剤が落ちてしまったり、床材を誤食してしまうことがあるので、ピンセットから直接与えるのがオススメです。
給餌用のピンセットは金属製のものではなく、木製の先端が丸まっているものがオススメです。ヒョウモントカゲモドキは餌を食べる時勢いよく食いついてきます。先端が尖っているピンセットだと勢い余って怪我をしてしまうことがあるので注意してください。
ピンセットからの給餌に慣れてくると生き餌の他に人工餌を与えて飼育することができる様になるので、生き餌を管理する必要がなく、飼育が楽になります。
何度もピンセットから直接餌を与えることで、人が近づくと餌がもらえると思ってヒョウモントカゲモドキから近づいてきてくれる様になります。
ハンドリングについて
ハンドリングとは爬虫類などを手の上に乗せたり手で触れたりしてスキンシップを行うことをいいます。
ヒョウモントカゲモドキは性格がおとなしく人も噛むこともないので、ハンドリングすることができます。
ただ、ハンドリングすることができるだけで、ヒョウモントカゲモドキは人との触れ合いが好きなわけじゃないので、長時間ハンドリングしたり、無理に触ろうとするとストレスになってしまうので気をつけてください。
ハンドリングする際は食後は控えて、1回に長くても10分程度に抑えましょう。また、無理に掴むとヒョウモントカゲモドキが暴れて、最悪の場合、尻尾を自分で切り離してしまうことがあります。幼体の時ほど自切しやすいので幼体をハンドリングする際は気をつけてください。
ハンドリングのやり方について
ハンドリングする際は無理に触らない様にして、お腹の下から手を入れて手のひら全体に体を乗せる様にしましょう。体の上から掴む用意触られると怖がってしまうので気をつけてください。
ハンドリングに慣れていなくて怖がっていると急に手から飛び降りてしまうことがあるので、ハンドリングする際は机の上や床の上など、手から降りようとしても大丈夫な場所で行う様にしましょう。
ハンドリングに慣れてくると手を出すと自分から登ってきてくれる様になります。ハンドリングに慣れさせておくことで、ケージ内を掃除する際はレオパを移動させる時にストレスを与えなくて済むので、ハンドリングに慣れさせておくのがオススメです。
ただ、個体によっては嫌がったり人を怖がったりするので、様子を見ながら無理にハンドリングはしない様にしてください。
レオパの魅力について
人間に懐くことはありませんが、レオパにはペットとしての魅力がたくさんあります。それではペットとしてのレオパの魅力について紹介します。
仕草がカワイイ
まず私が思う1番の魅力は仕草がカワイイことです。
ヒョウモントカゲモドキは動きがゆっくりなので、水を飲んでいる仕草やケージ内を動き回っている姿はのんびりしている感じでとてもカワイイです。
飼い始めた頃は環境に慣れていないせいかシェルターに隠れていることが多かったですが、慣れてくるとシェルターに入る回数も減って色んなところで寝てしまうようになります。安心して寝ている姿はとてもカワイイです。
エサを食べるときもすごくカワイイです。ヒョウモントカゲモドキは尻尾を振って距離を測るのですが、その姿もすごくカワイイです。
まぶたがある
私はまぶたがあるのも魅力の一つだと思います。
トカゲにはまぶたがありますが、ヤモリにはまぶたはありません。ヒョウモントカゲモドキは少し不思議な生き物でトカゲではなくヤモリに分類されます。
ヤモリは手に極細の毛が生えてい、壁を登ることができるのですが、ヒョウモントカゲモドキにはそれがないので、壁を登って飼育ケージを脱走することもないし、本来ヤモリにはないはずのまぶたが付いていて可愛いです。
ヒョウモントカゲモドキを観察していると、まぶたが下がってきて眠そうにしていたり、餌を見つけた時は興奮して目が大きくなったりしてカワイイです。
まぶたがあるので、なんとなく表情がわかる感じがします。爬虫類は表情がわかりづらく、コミュニケーションが取れている感じはしませんが、ヒョウモントカゲモドキはまぶたがるおかげて表情がわかりやすく可愛いです。
まぶたがあるので、もちろん瞬きもします。ゆっくりと動いて、立ち止まって瞬きをしている姿は取れも可愛いです。
ハンドリングができる
ヒョウモントカゲモドキはハドリングすることができます。
トカゲや爬虫類の種類によってはハンドリングをするのには向かない種類もありますが、ヒョウモントカゲモドキは動きがゆっくりなので、ハンドリングすることができます。
飼育を始めたばかりで新しい環境にヒョウモントカゲモドキが慣れていない場合はハンドリングをするとストレスになってしまうので注意が必要です。
ヒョウモントカゲモドキを飼っていると飼い主に慣れてくるので、慣れてきて嫌がらない場合はハンドリングを楽しむことができます。
ただ、餌を食べた後だとお腹を刺激してしまいヒョウモントカゲモドキのストレスになるので餌をあげた後にハンドリングをするのはやめましょう。
寿命が長い
寿命が長いのも魅力の一つだと思います。
ヒョウモントカゲモドキの寿命はおよそ10年と言われていますが、野生のヒョウモントカゲモドキは固体によっては30年生きるとも言われています。
飼育下でも最長齢で28歳まで生きたって話もあるので、飼育方法に気を使いストレスをあまりかからないように飼育することで長生きさせることができます。
長く飼育していると、飼っているヒョウモントカゲモドキも飼い主に慣れてくるので、どんどん可愛く見えてきます。
無理な繁殖をさせると寿命が短くなってしまうので繁殖させようと思う人は注意してください。
飼育が簡単
ヒョウモントカゲモドキは飼育が簡単です。
爬虫類の中でも飼育が簡単な種類なので、爬虫類を飼ったことがない人でも飼いやすい種類です。爬虫類が大好きだって人じゃなくても飼いやすいのも人気の理由だと思います。
ヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養を蓄えるので、尻尾にちゃんと栄養を貯めることができていれば、1ヶ月ぐらいエサを食べなくても平気です。
犬や猫の場合は家を2〜3日開けることになるとペットホテルに泊めたり しなければいけませんが、ヒョウモントカゲモドキはエサを頻繁になた得る必要がないので、水切れにさえ気を付けてれば、家を開けることもできます。
餌の入手が容易
ヒョウモントカゲモドキはコオロギなどの昆虫を食べます。コオロギには冷凍コオロギや乾燥コオロギなどの種類があります。
生きたコオロギの方が栄養価もありヒョウモントカゲモドキも良く食べるので冷凍や乾燥のコオロギよりも生きたコオロギを与えた方が良いですが、生きたコオロギをストックできない場合は冷凍などのコオロギで飼育することもできます。
最近ではヒョウモントカゲモドキ用の人工餌も販売しているので、餌をストックしておいたりしなくて良くなりました。
コオロギをストックしなければいけないのが障壁となっていて、ヒョウモントカゲモドキを飼いたいけど飼うことができなかった人にはとてもいいと思います。
人工餌であれば、生きた餌をあげるのは少し残酷で嫌だなと思っていた人も飼いやすいんじゃないでしょうか?
レオパフードで検索すればヒョウモントカゲモドキ用のの人工餌を見つけることができます。
人工餌の栄養価はヒョウモントカゲモドキを飼育するために作られているのでバランスも良いです。栄養価には問題ないので人口餌だけで飼育することができます。
個体によっては人口餌は嫌いだったり冷凍餌は嫌いだったりします。生きたコオロギしか食べたくない個体もいるので、人口餌で飼育することができない場合もあるので、飼育している個体が生きたコオロギしか食べない場合はコオロギをストックしておかなければいけません。
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繁殖が簡単
ヒョウモントカゲモドキは比較的簡単に繁殖をさせることができます。
無理に繁殖をさせていると、ストレスになってしまいヒョウモントカゲモドキの寿命が短くなってしまうので、無理な繁殖は禁物です。
ちゃんと準備すれば特別な知識や経験がなくてもヒョウモントカゲモドキを繁殖することができるし、短期間に何回も繁殖をさせなければヒョウモントカゲモドキの寿命が短くなることもありません。
高価な孵化器がなくても、ちゃんと室温と湿度を管理しておけばヒョウモントカゲモドキの卵を孵化させることができます。
ヒョウモントカゲモドキは他のトカゲに比べて飼育するために必要な設備が少なくてすみます。他のトカゲを飼育する場合は保温器具の他にいくつかのライトが必要になりますが、ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は飼育ケージと保温器具があればいいので、他の爬虫類に比べて飼育設備を整えるのに必要な費用が少ないです。
ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法はこちらの記事で紹介しているので、ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法を紹介こちらの記事も読んでみてください。
沢山のモルフがいる
モルフとは品種改良によって特徴的な模様や色などが現れたものが固定化された場合モルフと呼ばれます。
簡単に言うと色々な見た目ヒョウモントカゲモドキがいるということです。
色々な見た目のヒョウモントカゲモドキがいるので、自分の気に入った個体を探して飼育するのも楽しいと思います。
ヒョウモントカゲモドキは繁殖も簡単で人気も高いので、多く繁殖が行われていて様々なモルフが作られています。
珍しいモルフはそれだけ値段は高くなりますが、とても美しいモルフもたくさんいるので、ヒョウモントカゲモドキを飼いたいと思う人はぜひ自分の気に入った個体を探してみてください。ヒョウモントカゲモドキのモルフについてはこちらの記事で紹介しているので、マックスノーとは?ヒョウモントカゲモドキのモルフ、マックスノーを紹介こちらの記事も読んでみてください。
なんだが懐いてる気がする
ヒョウモントカゲモドキを飼っていると懐かれたように感じるときがあります。
懐いているわけではなく、飼い主に慣れただけでも、飼育ケージを覗いていると寄ってきてくれるのがとても可愛いです。
トカゲは頭がいいと言われています。懐くことはなくても餌をくれる人ぐらいは認識するよになるので、毎回餌をあげていると近づいただけで餌の時間だと思って寄ってきてくれたりします。
飼い始めた頃はハンドリングされるのがあまり好きじゃなかったのに、慣れてくるとハンドリングしていても嫌がったりすることがなくなります。
飼っていくうちにどんどん可愛くなってくるので、ヒョウモントカゲモドキを飼いたいなと思う人はぜひ飼ってみてください。ヒョウモントカゲモドキの寿命や飼育方法はこちらの記事で、ヒョウモントカゲモドキを飼おう!平均寿命と飼育方法などを紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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